格安SIMに移りたいけれど、通話品質は大丈夫か気になる。
データ通信が遅くなるなら、通話は途切れたりするんじゃないの?
そんな不安もあると思います。
今回は、格安SIMの通話品質についてお話したいと思います。
格安SIMは通話品質が悪いって本当?
「格安SIMは通話が途切れて使い物にならない」
などという言葉を聞いたことはありませんか?
そう言えば、格安SIMはお昼休みや通勤後など、データ通信が遅くなるから電話も途切れたりするのかも...
これは過ちです。
まず、データ通信と通話とは別々の回線を使っています。
なので、データ通信が混み合うから通話も途切れると言ったことはありません。
通話品質は、親回線によります。
例えば、都心では大丈夫だけど、山間部に行くと途切れるなどはキャリアでもありますよね。
なので、格安SIMでも親回線に依存しますので、どこへ行っても途切れない通話を、と望むならそういった格安SIMを選ぶ必要があります。
なので、通話の途切れない格安SIMが欲しいなら、その格安SIMが使っているキャリアを選ぶようにしましょう。
では、なぜ格安SIMで通話が途切れるという噂が出るのでしょうか。
おそらく、IP電話などを使ったのではないかと思います。
または、プレフィックス通話をしたのではないかと思います。
3つの通話方法
先ほど、IP電話やプレフィックス通話と言いましたが、実は通話には3つの方法があります。
- 080,090などで始まる携帯の番号
- 電話番号の頭に数字をつけて通話をする(プレフィックス)
- 050で始まる番号(IP電話)
080や090で始まる番号は言うまでもなく、通常使用している電話番号です。
そして、次に通常の電話番号の頭にある番号をつけて発信すると、電話代が安くなるというのが、格安SIMにはありますよね。
通常はアプリから発信することがおおいですね。
イメージとすると、一回ある地点の通話してから相手方に相手に電話がかかります。
そういった通話形態は、プレフィックスといいます。
最後にIP電話です。050で始まる電話番号や、スカイプなどの電話がこれがあたります。
この形態の通話はインターネットに繋ぐので、どうしても安定した通話は難しくなります。
3種類の中で一番通話がクリアなのが080,090などの電話番号でかけること。
次にフレフィックス。最後にIP電話となります。
080,090>プレフィックス>IP電話
といった順になります。
通話派におすすめの格安SIM
UQモバイル
ご存知の通りau傘下のUQモバイル。
通話だけでなく、通話もクリアで、プレフィックスでも問題ありません。
かけホーダイの料金も安くてお得です。
ワイモバイル
ソフトバンク系ならワイモバイル。
自社回線を持っているだけあって、データ通信も速いですが、電話もクリアでかけホーダイの料金もお得です。
料金は格安SIMというには少し高いのですが、質を考えるとお得だと思います。
まとめ:格安SIMの品質は悪くない
格安SIMの通話についてお話しましたがいかがでしたか?
一番クリアなのが通常通話、次にクリアなのがプレフィックスで、稀に遅れなどがある。最後に途切れてしまうかも知れないのがIP電話となります。
スマホから電話をかける場合には、この順番を頭に入れておいてください。