毎月の携帯料金が高くて格安SIMへ移りたい。
できれば家族全員で格安SIMへ移りたいけれど、家族割のある格安SIMってあるの?
そう思っている方も多いと思います。
格安SIMでも、数は少ないながらに家族割のあるMVNOもあります。
今回は家族割のある格安SIMについてお話しします。
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家族割に求めるもの
まずはじめに、家族割に求めるものは何でしょうか。
下記のような点があるのではないでしょうか。
- 月額料金が安くなる
- 家族通話などのサービスが受けられる
- データ通信をシェアできる
これら、キャリアでの家族割と同じようなサービスが格安SIMでも受けたいということですよね。
残念ながら家族割のある格安SIMは少ないですがいくつかあります。
家族シェアをする際に気をつけること
- MNPで格安SIMに移る場合は、MNP元のキャリアでの名義人で同一名である必要がある
- 家族であることを証明するものが必要
- 契約・回線指定が同じである場合がある
- 家族割のサービス内容は格安SIMにより異なる
まずはじめに、どの格安SIMでもそうですが、回線名義名と支払い者の名義は同じである必要があります。
例えば、家族のAさんが使用するけれど、支払いはBさんが支払う、ということはできません。
なので、格安SIMへ移る前にキャリアいる段階で名義人を変更しておきましょう。
次に家族であることを証明するものが必要です。この時に、同一住所でないと認められなかったり、別居でも家族であることを証明できれば割引対象になったりとまちまちです。
格安SIMに移る前にしっかり確認しておきましょう。
三番目は、プランなどの指定がある場合もあります。音声SIMである指定があったり、データ量の指定がある場合もあります。こちらもMNPする際に確認しておきましょう。
最後に、キャリアの場合は家族割の内容はどこも横並びでしたが、格安SIMの場合は、家族割のサービス内容はバラバラです。
MNPで移る前に、自分たちの使用にあった格安SIMを選びましょう。
後で後悔しないしょうに、しっかり確認しましょう。
家族割におすすめの格安SIM4社
では、家族割のある格安SIMをご紹介します。
家族割サービス名 | 家族間通話 | 特徴 | |
ワイモバイル | 「家族割サービス」 ベーシックプランまたはデータベーシックLを契約時 | 10分かけ放題 | 家族割の対象家族が広い |
UQモバイル | 「UQ家族割」 おしゃべりプラン、またはぴたっとプランで月500円割引 | 割引通話あり | - |
IIIJmio | 「ファミリージェアプラン」 データをシェア可能。月700円割引。 「ファミリー通話料金」 通話料金が最大60%オフ | 最大60%オフ | タイプD、タイプAといった異なるタイプでも可能。 データのシェアも可能 |
mineo | 「家族割」 月50円割。 「パケットギフト」 余ったデータを送りあえる | - | - |
Biglobeモバイル | 家族会員サービス 2回線目以降が200円割引 または シェアSIM データ通信量を複数のSIMカードで分け合う | - | 家族間での通話サービスはない |
ワイモバイル
そして、なんといっても家族割の範囲が広いことが特徴です。
同居の家族だけでなく、離れて暮らす家族や親戚、まだ結婚していなくても同一住所であれば家族割が適用になります。
子回線1つにつき、月500円引きなので、これだけ広い家族割となると毎月割引がすごいですよね。
その上、データシェアもできるので家族割でお得感を味わいたい人はワイモバイルがおすすめです。
ただし、シェアプランの小回線は通話SIMであることが必要なので、その点に注意しましょう。
UQモバイル
UQモバイルは、ワイモバイルについで家族割がお得な格安SIMです。
家族割として500円割引になる他、通話料の割引としておしゃべりプランとぴたっとプランがあります。
おしゃべりプランは、一回の通話が5分以内であれば何回かけても無料。
そしてぴたっとプランは、毎月決められた時間までが無料でかけることができます。
データ通信より通話の方が多いという人におすすめです。
IIJmio
データシェアだけでなく、通話も同一解約者でみおふぉんを使用すれば60%の割引があります。
それ以外にも通話定額オプションで10分または30分まで無料になるのが特徴です。
家族割が一番充実しているのがIIJmioです。
おしゃべりプランは一回の通話が5分以内の人におすすめで、それ以上の通話をよくする人はおしゃべりプランがおすすめです。
mineo
主回線の一契約で最大5回線(主回線含む)まで契約でき、三親等までを家族とみなします。
家族割となった場合は、月50円割引となります。
割引率は低いですが、ドコモ、au、ソフトバンク回線と全てのキャリアを扱っているので、誰でも乗り換えに苦労なしで今使用しているスマホがそのまま使えます。
mineoの特徴はデータギフト、データシェアがあること。
データギフトはその名の通り余ったデータをプレゼントすることですが、データシェアは最大10回線までグループで分け合うことができます。
Biglobeモバイル
Biglobeモバイルの家族割は実は2種類あります。
家族会員サービスとシェアです。
SIMシェアはデータ通信量を複数のSIMカードで分け合うものですが、月額料金が割引にはなりません。
それに対し家族会員サービスは、月額料金が200円引きになりますが、データ通信はシェアできません。
その代わり、皆必要なデータ通信量を選べます。
通話無料といったサービスはありません。
まとめ:家族割のある格安SIM
家族割のある格安SIMを5社解説をしましたが、いかがでしたか?
キャリアであれば普通にある家族割ですが、格安SIMでは「家族割」として毎月の料金を割引しているのは上記のみとなります。
ただし、毎月の割引はないけれど、データシェア可能な格安SIMは他にもあるので、自分の家族にあった格安SIMを探してみてくださいね。