何かと便利なキャリア決済。あなたも使ったことはあるのではないでしょうか。
しかし、毎月のスマホ代が高いので格安SIMにMNPしたいけれど、キャリア決済はできるのだろうか。
気になっている人は多いと思います。
結論から言うと、一部の格安SIMではキャリア決済を使用できます。
今回は、格安SIMでのキャリア決済についてお話したいと思います。
[quads id=1]
Contents
キャリア決済とは
キャリア決済とは、オンラインゲームのアプリ購入やネットショッピングなどの代金を毎月の携帯代金とまとめて一括で支払う決済方法のことをいいます。
ドコモの「ドコモケータイ払い」、auの「auかんたん決済」、ソフトバンクの「ソフトバンクまとめて支払い」がキャリア決済になります。
キャリア決済のメリット
それでは、キャリア決済のメリットは何があるのでしょうか。
- クレジットカード不要
- カード番号などが不要なので安全性が高い
- クレジットカードを持っていない人
キャリア決済では、クレジットカード番号などの入力が不要なので安全性が高いと言えます。
インターネットではクレジットカードの不正利用などのリスクが高いので、キャリア決済が利用できれば安全です。
また、未成年などでクレジットカードを持っていない人でもキャリア決済があればクレジットカードなどと同じように使えるので便利です。
キャリア決済のデメリット
とても便利なキャリア決済ですが、キャリア決済のデメリットは何でしょうか。
- ゲームについ課金してしまう人
- 気づかないうちに使いすぎてしまう人
デメリットとしてはクレジットカード払いと同じで、一つ一つの課金・支払い額は低いけれどまとまってしまうと結構使いすぎてしまうということがあります。
[quads id=2]
キャリア決済可能な格安SIM
メリット・デメリットのあるキャリア決済ですが、格安SIMでキャリア決済ができるのは下記の4社となります。
利用条件 | 利用範囲 | |
Y!mobile | 年齢、利用条件により変動 | アプリの購入、ネットショッピング |
UQモバイル | 年齢、利用条件、UQモバイルの利用期間により変動。 事前にauIDの申し込みが必要 | アプリの購入、ネットショッピング |
楽天モバイル | 楽天モバイルの支払いをクレジットカード払いにしている人 | Google Playストアでのアプリ |
mineo | Dプランのデュアルタイプの利用者のみ。 年齢、mineoの継続期間により限度額が変動 | Google Playストアでのアプリ |
Y!mobile
Y!mobileは、ソフトバンクの「ソフトバンクまとめて支払い」と同じ内容で「ワイモバイルまとめて支払い」として、App Store・Apple Music・iTunes Store 、Google Playでのアプリやサービスの購入、ショッピングサイトでの商品購入ができます。
まとめて決済可能な金額は、2,000円〜100,000円となっており、12歳未満が2,000円、20歳未満が20,000円、20歳以上が100,000円となっています。
しかし、使用者情報が登録されていない場合は20,000円までとされています。
UQモバイル
UQモバイルは、「auかんたん決済」としてキャリア決済として、Google Play、App Store・iTunes Storeなどでのアプリ、サービスの購入、各種ショッピングサイトでの商品購入ができます。
まとめて決済可能な金額は1,500円〜50,000円となっており、13歳未満が1,500円、20歳未満が10,000円、20歳以上が50,000円となっています。
楽天モバイル
2019年10月にキャリアに新規参入した楽天モバイルは、Google Playストアでのアプリ、サービスなどの料金を「楽天モバイルキャリア決済」として決済可能です。
利用限度額は、10,000円〜100,000円となっていて、契約者本人が20歳以上で10,000円、契約者以外が20歳以上が100,000円となっています。
しかし、キャリア決済はどのユーザーでも使用可能ではなく、音声SIMをクレジットカードで決済している場合のみの対応となっていて、その他の契約内容、またはその他支払い方法ではまとめて決済は不可能なので注意が必要です。
なお、「楽天モバイルキャリア決済」として使用可能な内容は、Google Playストア上のアプリ購入代金、アプリ内課金となっています。
nineo
mineoでは、「mineo」の月額料金と併せて支払う、独自の決済サービス「mineoキャリア決済」としてサービスしています。
「mineoキャリア決済」を使用できるのは、Dプラン・デュアルタイプのユーザーのみとなっているので注意が必要です。
また、利用できるのはGoogle Playストアでのアプリ購入代金、アプリ内課金となっており、iPhoneのApp Storeでは使用できません。
利用限度額は、年齢や使用使用期間に応じて19歳未満で20,000円、20歳以上で100,000円(契約期間12ヶ月以上)となっています。
まとめ
現段階では、キャリア決済をサービス展開しているのはキャリア、またはキャリアのサブブランドのみで純粋な格安SIMでキャリア決済を導入しているのはmineo一社のみとなります。
また、利用条件や使用可能なコンテンツはそれぞれ異なるので、キャリア決済を使いたい人はチェックしておきましょう。
この情報は2020年11月現在の内容ですので、ご利用時に内容が異なる場合もありますのでご利用前にもチェックしてください。