「格安SIMに乗り換えたいけど、速度が遅くて使い物にならないんじゃないか不安」
そんな不安を抱いている人は多いのではないでしょうか。
格安SIM=速度が遅い、というイメージがありますよね。
今回は、格安SIMの速度はストレスなく使えるのかを検証してみたいと思います。
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Contents
格安SIMの速度が遅い理由
格安SIMは速度が遅いと言われています。
キャリアと同じ回線を使っているのなら、同じじゃないの?と思うかもしれません。
でも、正確に言えば同じというよりは、キャリアの回線を借りているのです。
大手キャリアは自社で回線を持っていますが、格安はそういったインフラを持っていません。
そのため、どうしても速度が遅くなりがちです。
大手キャリアがビルだとしたら、格安SIMはそのビルの中のテナントになります。
これが、格安SIMのスピードが遅い理由です。
よく、ドコモ系よりauやソフトバンク系の方が速いと言われるのは、このテナントの数が少ないためです。
しかし、中には自社回線を持つ格安SIMもあるので、そういった格安SIMは速度が速くなります。
ある格安SIMの速度実例
時間 | ダウン(Mbps) | アップ(Mbps) |
22:54 | 10.37 | 7.92 |
17:47 | 2.94 | 9.59 |
14:46 | 11.26 | 10.05 |
12:39 | 2.19 | 4.82 |
18:27 | 4.41 | 7.54 |
これは、ある格安SIMのドコモ回線の速度になります。
どれも平日の時間です。
昼時間休憩と帰宅時間帯の速度が落ちています。
これは、利用者が増えるためです。
反対に、あまり使う人がいない平日の昼間は速度が出ています。
このように、速度は一定ではありません。
ですが、ドコモでは、最大500Mbps以上、最低で15Mpbsは出るので速度は1/10以下となります。
かなり遅いですよね。
こんなに遅いとストレスになって、使い物にならないんじゃないか...
そう不安になってしまうと思います。
それでは、使用目的別に必要速度を見てみましょう。
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コンテンツごとに必要な速度
使用目的別に必要な速度は下記のようになっています。
最低(Mbps) | 快適(Mbps) | |
メール、LINE | 0.1 | 1 |
Webの閲覧 | 0.2 | 2 |
動画(低画質) | 0.5 | 3 |
動画(高画質) | 2 | 5 |
アプリのダウンロード | 5 | 10 |
いかがですか?
意外と必要ないことがわかるかと思います。
混雑時にアプリのダウンロードはさすがに無理ですが、動画でさえ問題のない速度が出ていることがわかると思います。
確かに格安SIMはキャリアと比べると速度は遅いですが、各コンテンツに必要な速度はでています。
しかし、人によっては、これでは遅いと思う人もいると思いますが、決して使い物にならないわけではないということはわかると思います。
速度の速い格安SIM
各コンテンツを楽しむだけの速度は出ているとはいえ、できるだけ速い方がいいと思いますよね。
そこで、格安SIMの中でも速度の速い格安SIMをご紹介します。
UQモバイル
UQモバイルは、KDDIが100%出資しているauのサブブランドです。
au回線と自社回線を持つので、他の格安SIMに比べて速度が速くなっています。
au回線しかありませんが、2年連続お客様満足度No.1を獲得しているので、格安SIMでも安心して使いたい人におすすめです。
au回線しかないので、ドコモやソフトバンクのスマホではそのまま使用することはできませんが、SIMロック解除をすれば使用することができます。
ワイモバイル
ワイモバイルは3年連続スマホ満足度No.1の選ばれている、ソフトバンクのサブブランドになります。
自社回線を持つため、他格安SIMよりも速度が速くなります。
ソフトバンクのサブブランドのために、回線はソフトバンク回線のみとなります。
そのため、ドコモやauのスマホではそのまま使用できませんが、SIMロック解除をすることで使用できます。
まとめ:格安SIMの速度はストレスなく使える
格安SIMへ移行するのに、迷うことのひとつに速度問題があると思います。
中には、「格安SIMの速度は使い物にならない」という人もいますが、筆者も格安SIMを使用していますが「使い物にならない」と思ったことは一度もありません。
確かに、キャリアと比べると速度は遅いですが、各コンテンツを楽しむには十分の速度は出ています。
それでも「まだ不安」という人は、自社回線を持つUQモバイルやワイモバイルを利用してみることをおすすめします。