【追記有】Xperia Xシリーズ（Xperia X Performance含）のSIMフリーは技適表示不可能

新しいXperiaシリーズである、Xperia XシリーズはファブレットであるXperia XA Ultraを除くと3機種ありますが、日本国内での販売はXperia X Performanceのみとなっていますね。

しかし、Xperia X Performanceは販売価格が高く、また発売も6月中旬と予定されていたものが、6月下旬に延期になりました。

発売が遅れるのは熊本工場の影響かと思われますが、何しろ値段が高い。もう少し安いモデルが欲しいと思うのは自然だと思います。

そこで、海外で発売されるXperia XシリーズのSIMフリー版は日本国内で使えるのか調べてみました。

Xperia Xシリーズのスペックと価格を比較

それでは、まずXperia Xシリーズのスペックと価格を見てみましょう。

Xperia XAはエントリーモデルになりすぎていますが、Xperia XはXperia X PerformanceよりCPUが少し落ち、防水・防塵機能はないものの、その他の面ではXperia X Performanceと大差のないモデルとなっています。

Xperia XAはエントリーモデルではありますが、低価格なので、ライトユーザーにはぴったりのスペックです。

このように、海外ではユーザーがXperia Xシリーズの中から自分にあった機種を選ぶことができますが、日本国内ではフラッグシップモデルのXperia X Performanceのみとなっています。

Xperia Zシリーズでは、Compactがあったりして、ユーザーは無印がいいかCompactが良いか自分のニーズにあった方を選ぶことが出来ましたが、残念ながらXperia Xシリーズでは自分にあった機種を選ぶことができなくなりました。

そうなると、気になるのは海外で販売されているSIMフリーのXperia Xシリーズは国内で使えるのか、ということですよね。

このブログでも今までSIMフリーのXperia X Performanceが国内で使用できるかお伝えしてきましたが、今回はXperia XAやXperia Xも調べてみました。

Xperia Xシリーズは全て技適表示不可能

Xperia Xシリーズの型番を見ていきましょう。

まず、エントリーモデルのXperia XAは、F3111/ F3112/ F3113/ F3115/ F3116と5タイプあります。

このXperia XAの各型番の技適表示について調べてみましたが、はっきりしたことは不明でした。

ただし、それぞれの対応周波数を見ると、F3113は日本では厳しい周波数となっており、少なくともこちらに関しては技適は望めませんね。

次に、Xperia Xですが、シングルSIMがF5121、デュアルSIMがF5122となっています。

Xperia XのシングルSIMであるF5121は当初、技適表示可能という情報も出ていましたが、その後、F5121、F5122ともに技適表示不可能ということがわかりました。

最後に国内でも販売されるXperia X PerformanceのSIMフリー版の型番は、シングルSIMがF8131、デュアルSIMがF8132となっています。

今まで、『SIMフリーXperia X Performanceはアメリカ版なら国内使用可能かも？』では、アメリカ版のシングルSIMなら国内利用可能か？とお伝えしましたが、シングルSIMのF8131、デュアルSIMのF8132ともに初期の現段階では技適表示なし、ということでした。

こちらが、Xperia X Performance F8131の認証情報となります。技適マークがありませんね。

次にデュアルSIMである、F8132の認証情報を見てみましょう。

こちらが、F8132の認証情報ですが、やはり技適マークの表示はありません。

日本で発売されるXperia X PerformanceのシングルSIM版でさえ技適表示ができないとなると、Xperia XAは全滅と見て間違いないでしょう。

Xperia Xシリーズは海外ではSIMフリー機で販売される国が多い中、日本はSIMフリー機なしの携帯キャリアのみの販売なので、SIMフリー機が欲しいユーザーは海外で販売されているのに目をやるのですが、現実としてはXperia XシリーズのSIMフリー機全てが日本国内では使用できないという、とても残念な結果に終わりました。

ただし、Xperia X Performanceの今後の型番の増加などで、技適マークが表示可能なものが出ないとも限りません。

それに期待したいですね。

9月11日追記：遅れて技適表示可となることも多いですが、本日現在、まだ海外のSIMフリーXperia X Performanceで技適マーク表示可の確認は取れていません。

Xperia XシリーズのSIMフリーが買えないなら、Xperia Z5シリーズのSIMフリーがおすすめ

最新のXperia Xシリーズが現段階では全て技適マークが表示されないという残念な結果となってしまいましたが、Xperia X Performanceのスペックの大差のないXperia Z5やXperia Z5 Premiumの一部モデルは技適マーク表示可能で、Xperia Xシリーズが出たということで価格も安くなっているので、最新機種でなくても良いのなら、Xperia Z5やXperia Z5 PremiumのSIMフリー版がおすすめです。

ちなみに、技適マーク表示可能なXperia Z5シリーズは、Xperia Z5 CompactのE5823とXperia Z5のE6653、Xperia Z5 PremiumのE6853と3機種となります。

それぞれの機種の価格を比較してみましょう。

では気になる白ロムはいくらでしょうか？ムスビー
で調べてみました。

ムスビー
は消費税や送料など込みの価格ですが、それでも高いですよね。

しかも、キャリアの機種となるため、そのキャリアのSIMカードしか使用できません。ドコモは使える格安SIMカードは多いものの、白ロム機のSIMロック解除は現在はできません。

なので、SIMロック解除を考えるならau版となりますね。

それに対し、海外通販のExpansysや1shopmobileは本体価格の他に消費税と送料がかかりますが、ETORENは込みの価格となっています。

消費税は国内の消費税が適用になるので、8％ですが、商品価格100％にかかるのではなく、70％にかかるので、それほどではありませんね。

ちなみに送料はExpansysが1,600円程度、1shopmobileは3,000円となっています。

つまり、計算すると、海外から購入する方が消費税や送料を入れても安いということになりますね。

もちろん、海外のはSIMフリー機なので、ドコモ、au、ソフトバンクとどこでも使える他、話題の格安SIMも使用することができます（会社により使えない場合もあるので、確認して下さい）

結論として、Xperia Xシリーズの今後の技適が不透明なのなら、Xperia X Performanceとスペックが大差ないXperia Z5とXperia X PerformanceよりハイスペックのXperia Z5 Premiumはお買い得ですね。

海外からの購入の際に気になるのが言葉だと思いますが、Expansys、1shopmobile、ETORENともに日本語表示可能で日本語も通じるので、安心です。

Expansys

1shopmobile

ETOREN

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