ドコモが10月19日、2016-2017冬春モデルを発表しました。
注目のXperia XZとXperia X Compactはもちろん、V20 PRO(LG V20)が発表される他、シャープや富士通からも新作が追加。
そして、ドコモ初となるオリジナルスマホ・MONOも発表されました。
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ドコモ2016-2017冬春モデル
(C)CNET Japan
本日、ドコモが発表した2016-2017冬春モデルは、スマートフォンは7機種となります。
今回の冬春モデルは、Xperia XZとXperia X Compact、LG V20が注目されていましたが、ドコモ初のオリジナルスマホも発表され、目移りしそうな魅力的なラインナップとなりました。
発表された7機種は下記となります。
- Xperia XZ
- Xperia X Compact
- AQUOS EVER SH-02J
- MONO
- arrows NX F-01J
- Disney Mobile on docomo DM-01J
- V20 PRO L-01J
Xperia XZ
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Xperia XZのスペックは下記となります。
ディスプレイ | 5.2インチ 1080×1980ピクセル トリミナスディスプレイ for mobile |
本体サイズ | 146 x 72 x 8.1 mm |
重さ | 161g |
CPU | Snapdragon820 クアッドコア |
GPU | Adreno530 |
メモリ | 3GB |
容量 | 32GB MicroSDで256GBまで拡張可能 |
カメラ | 2300万画素(トリプルイメージセンサー)/1300万画素 |
バッテリー | 2,900mAh(クイックチャージ対応) |
防水・防塵 | ○(IP68) |
セキュリティ | 指紋認証 |
カラーバリエーション | ミネラルブラック、プラチナ、フォレストブルー、ディープピンク |
発売 | 2016年11月上旬以降 |
もはや説明不要のXperia XZ。カメラはトリプルセンサーとなり、オーディオもCDやMP3などの圧縮音源をハイレゾ音源相当に変換するDSEE HX機能を搭載、また、ディスプレイもブラビアで培った技術を活かしたトリミナスディスプレイ for mobileを搭載し、広視野角ディスプレイで斜めからでも綺麗に見えるそうです。
Xperia X Compact
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Xperia X Compactのスペックは下記となります。
ディスプレイ | 4.6インチ720×1280ピクセル トリミナスディスプレイ for mobile |
本体サイズ | 129×65×9.5mm |
重さ | 135g |
CPU | Snapdragon650 ヘキサコア |
GPU | Adreno510 |
メモリ | 3GB |
容量 | 32GB MicroSDで256GBまで拡張可能 |
カメラ | 2300万画素(トリプルイメージセンサー)/510万画素 |
バッテリー | 2,700mAh(クイックチャージ対応) |
防水・防塵 | 防水(IPX5/8)、防塵(IP6X) |
セキュリティ | 指紋認証 |
カラーバリエーション | ユニバースブラック、ミストブルー、ホワイト、ソフトピンク |
発売 | 2016年11月上旬以降 |
国内版Xperia X Compactの驚いたのは、防水・防塵です。海外版Xperia X Compactでは防水非対応となっていましたが、日本版では防水対応となりました。
もちろん、日本向けにワンセグやFelicaにも対応しています。
CPUやGPUなどはXperia XZより低くなりますが、主要機能は同じなため、劣化モデルといった印象はありません。
色も男女ともに使えるカラーが揃っているので、従来のXperia Compactシリーズ同様、人気となりそうですね。
AQUOS EVER SH-02J
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AQUOS EVER SH-02Jのスペックは下記となります。
ディスプレイ | 5.0インチ720×1,280ピクセル HD IGZOディスプレイ ゴリラガラス |
本体サイズ | 143×71×8.3mm |
重さ | 138g |
CPU | Snapdragon430(MSM8937) オクタコア |
メモリ | 2GB |
容量 | 16GB microSDにて256GBまで拡張可能 |
カメラ | 1310万画素 F2.2/500万画素 |
バッテリー | 2,700mAh |
防水・防塵 | IPX5/IPX8 / IP6X |
セキュリティ | 指紋認証 |
カラーバリエーション | シャンパンゴールド、ピュアホワイト、ネイビーブラック、ローズピンク |
発売 | 2016年11月上旬以降 |
AQUOS EVER SH-02Jは、AQUOS EVERにIGZOエンジンを搭載し、AQUOS EVERにはなかった防塵にも対応。
フレームとガラス一体のラウンドデザイン採用し、美しいデザインです。
ハイエンドモデルではありませんが、必要な機能は搭載されています。
MONO MO-01J
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MONOのスペックは下記となります。
ディスプレイ | 4.7インチ 720×1,280ピクセル HDディスプレイ |
本体サイズ | 136×69×8.8mm |
重さ | 138g |
CPU | Snapdragon617(MSM8952) オクタコア |
メモリ | 2GB |
容量 | 16GB MicroSDで128GBまで拡張可能 |
カメラ | 1330万画素(トリプルイメージセンサー)/490万画素 |
バッテリー | 2,440mAh |
防水・防塵 | IPX7/IP5X |
セキュリティ | × |
カラーバリエーション | ホワイト、ブラック |
発売 | 2016年12月上旬以降 |
MONO MO-01Jはドコモ初のオリジナルスマホとなります。コンパクトなボディで持ちやすいサイズとなっています。
指紋認証には対応していないようですが、ハイレゾ対応となっています。
エントリーからミドルクラスのスペックですね。
arrows NX F-01J
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arrows NX F-01Jのスペックは下記の通りとなります。
ディスプレイ | 5.5インチ 1080×1980ピクセル FHDディスプレイ |
本体サイズ | 約156×75×7.7mm(予定) |
重さ | 170g台 |
CPU | MSM8953 オクタコア |
メモリ | 3GB |
容量 | 32GB MicroSDで256GBまで拡張可能 |
カメラ | 2300万画素/500万画素 |
バッテリー | 2,850mAh |
防水・防塵 | IPX5、8/IP6X |
セキュリティ | 虹彩認証 |
カラーバリエーション | カッパー、ホワイト、ブラック |
発売 | 2016年12月上旬以降 |
arrows NX F-01Jの特徴は虹彩認証機能搭載、また画面が割れにくく美しさ長持ち、ということです。
富士通が虹彩認証を搭載するのは初めてではありませんが、従来機種よりも虹彩模様をより明るく鮮明に取得できるカメラを搭載し、明るさと鮮明度がアップし、屋外でも使いやすくなったそうです。
また、この虹彩認証はスマホのロック解除に使われるだけでなく、スマホでどこかへログインしたり、ネットショッピングをした際に残るIDやパスワード、クレジットカード番号や銀行口座番号を暗号化・復号化技術により不正アクセスから保護します。そして、もちろん、これらの情報も登録した自分の「目」以外では開くことができないということで、セキュリティ対策が他のスマホより1歩先を行っていますね。
Disney Mobile on docomo DM-01J
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Disney Mobile on docomo DM-01Jのスペックは下記の通りとなります。
ディスプレイ | 5.0インチ720×1280ピクセル HD IGZOディスプレイ |
本体サイズ | 143×71×8.3mm(予定) |
重さ | 130g台 |
CPU | Snapdragon430(MSM8937)オクタコア |
メモリ | 2GB |
容量 | 16GB MicroSDで256GBまで拡張可能 |
カメラ | 1310万画素/500万画素 |
バッテリー | 2,700mAh(クイックチャージ対応) |
防水・防塵 | IPX5、8/IP6X |
セキュリティ | 指紋認証 |
カラーバリエーション | ピンク、ブルー |
発売 | 2017年2月 |
今回のディズニースマホはシャープの担当となりました。背面はスワロフスキーが輝くそうです。
スペックを見るとわかりますが、中身はAQUOS EVER SH-02Jのようですね。言うまでもなく、中身はディズニーの世界です。
V20 PRO L-01J
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V20 PRO L-01Jのスペックは下記の通りとなります。
ディスプレイ | 5.2インチ1440×2560ピクセルQHDディスプレイ |
本体サイズ | 149×72×7.9mm(予定) |
重さ | 140g台 |
CPU | Snapdragon820 クアッドコア |
メモリ | 4GB |
容量 | 32GB MicroSDで256GBまで拡張可能 |
カメラ | 1620・820万画素/510万画素(デュアルカメラ) |
バッテリー | 2,900mAh |
防水・防塵 | IPX5、7/IP6X |
セキュリティ | 指紋認証 |
カラーバリエーション | チタン |
発売 | 2017年2月 |
今回の2016-2017冬春モデルで登場すると思われていた、LG V20。発表を見た時に、LG V20という機種名がなく、「まさかの未発売」と思いましたが、このV20 PROって、LG製なんですよね。そして、V20 PROという名称。
やはり、LG V20をベースとした日本バージョンのようです。きちんとセカンドディスプレイ対応となっているようです。
同じく、LG V20の日本バージョンとして、昨日auがIsai Beatを発表しましたが、Isai Beatとスペックはほぼ変わりませんが、V20 PROはワンセグ・フルセグ対応となっています。
ただ、Isai Beatと違い、V20 PROはチタンの1色のみ、というのが少し残念です。
ドコモ 2016-2017冬春モデルおすすめ
スマホに何を求めるかにより、おすすめのスマホと言うのは変わってくるのですが、注目という点で行くとXperia XZ、Xperia X Compact、V20 PROでしょうか。
ハイエンドモデルを求めるなら、Xperia XZかV20 PROだと思います。
ハイエンドモデルまで行かなくても、ミドルレンジの上あたりということなら、Xperia X Compactが一押しです。Xperia X Compactは海外版と違い防水・防塵対応となっているので、いいですね。
ですが、富士通のarrows NX F-01Jの虹彩認証機能は素晴らしいので気になりますね。ログインやネットショッピングの際の外に漏れたら困る大事なものも全て虹彩認証でOKというのは、ちょっとないですね。
元々、虹彩認証搭載スマホというのがまだ少ないですし、発売中止となったGalaxy Note7には虹彩認証は搭載されていましたが、ログインなどの情報も虹彩認証でOKというところまでは行っていませんでした。この辺は富士通の技術ですね。
sauce:ドコモ、CNET Japan
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