昨日、2016-2017冬春モデルとして、ドコモ初のオリジナルスマホ・MONO MO-01Jが発表されましたが、そのMONOは条件付ではあるものの一括価格650円となるようです。
ドコモ初のオリジナルスマホ・MONOは一括650円!
この、MONO MO-01Jは、ドコモ初のオリジナルスマホということで話題を集めましたが、もっと別の意味でも注目を集めています。
まだ、ドコモオンラインショップでは価格は発表されていませんが、産経ニュースによると、12ヶ月使用の条件付ではあるものの、一括購入価格が650円になるそうです。
月々650円ではありませんよ。一括650円です。
12ヶ月の使用条件があるとしても、ほとんどは2年契約での購入が多いので、その半分の期間の縛りで一括650円は格安ですよね。
MONOはどんなスマホ?
では、その、ドコモ初のオリジナルスマホ・MONO MO-01Jはどんなスマホでしょうか。
MONOは、"ベーシックなモノ"
MONOに対し、ドコモの吉沢社長は、「お客様の大切な『モノ』にいうことで名付けた。ベーシックな機能の新定番のスマホ」と述べています。
決して、ハイエンドモデルではないけれど、十分に機能を果たすスマホということですね。
スマホを購入する人の全てがハイエンドモデルを求めている訳ではありませんが、キャリアは全てではありませんが、どちらかというとハイエンドモデルが中心となりがちで、機種代金も高くなります。
そういったことから、キャリアからSIMフリースマホを購入して格安SIMで使う人が増えてきています。なので、キャリアがこういったスマートフォンが出てくるのはいいですね。
MONOはZTE製
とは言え、12ヶ月の縛りがあるとは言え、一括650円というのは、安すぎます。メーカーはどこだろう?と気になる方も多いと思いますが、MONO MO-01Jは、格安SIMフリースマホでおなじみのZTEということです。
格安SIMフリースマホでZTE製を購入するとしても、そこまで安いのはありませんよね。
例えば、最近発表されたBLADE V7 MAXは、34,800円(税抜)となっています。もちろん、格安SIMを使えば月々の料金は安くなりますが、MONOも縛りは1年間のみなので、1年を過ぎたらMNPで格安SIMへ移ることもできますが、ドコモで使うのもありだと思います。
例えば、格安SIMフリースマホを使う人の中には、メインがガラケーでスマホはサブという人も結構います。
そう言った場合、ドコモなら一人でもパケットシェアができます。そうすると、それほど高い料金にならないんですよね。家族もドコモを使っているともっと安くなります。
そうなると、メインをキャリアで、サブを格安SIMでと言った使い方をするなら、いっそメインもサブもドコモにまとめると安くなります。
今まではそうしたくても、ドコモで発売されているスマホがどれも高いと言うのがありましたが、1年縛りで一括650円なら、わざわざMVNOに転出しなくてもいい、となりますよね。
キャリアのメリットはアフターサービスや速度にあります。どうしてもMVNOではカバーできない部分もドコモならできるので、今回のドコモのMONO MO-01Jはそういった、MVNO転出を食い止める狙いがあると思われます。
MONOのデザイン
それでは、MONO MO-01Jのデザインを見ていきましょう。
(C)ドコモ
色はブラックとホワイトと言った、ベーシックな色となります。
(C)ドコモ
背面も光沢があり、MONOのロゴがあるだけのシンプルさです。
(C)ドコモ
決して華美さはないものの、シンプルで飽きのこないデザインですね。
また、MONO MO-01J発売と同時に専用ケースも発売されるようです。
(C)ドコモ
格安スマホへの機種変を考えているなら、MONOへの変更もいいですね。
今回の記事に関連する記事:
『ドコモが2016-2017冬春モデル発表!Xperia X CompactやXperia X Compact、LG V20日本版も!』