本日・5月31日、auが夏モデル発表を行いましたね。
既にau夏モデルとして発表されていたGalaxy S7 edgeとXperia X Performance、そして新色追加のTORQUE G02を含めて7機種の発表となりました。
ドコモが5機種だったのに対し、auはそれを上回る7機種というのは少しびっくりしました。
それでは、auの2016年夏モデルを詳しく見ていきましょう。
au 2016年夏モデル
本日、auが2016年夏モデルとして発表したのは、下記の7機種となります。
- HTC10
- AQUOS SERIE
- AQUOS U
- Qua phone PX
- TORQUE(新色追加)
- Galaxy S7 edge(発表済)
- Xperia X Performance(発表済)
上記、7機種がau 2016年夏モデルですが、そのうちのTORQUEは新色追加のみとなり、またGalaxy S7 edgeとXperia X Performanceは既に発表済みですので、本日新たに追加されたau 夏モデルは実質5機種となります。
それでは、TORQUE、Galaxy S7 edge、Xperia X Performanceを除いた5機種のスペックを見てみましょう。
HTC10
先日、オリコンサイトがリークした画像から、au夏モデルとして発表されると言われていたHTC10ですが、やはり発表されました。
日本国内版は、グローバル版にレッドを追加した構成となっています。
(C)KDDI
HTC10のスペックは下記となります。
サイズ | 約72 × 146 × 9.2 mm |
重さ | 161g |
CPU | Qualcomm Snapdragon 820 |
RAM | 4GB |
ROM | 32GB |
画面サイズ | 5.2インチ |
解像度 | 2,560×1,440 |
バッテリー | 3000mAh |
また、上記のスペックには出て来ませんが、『Quick Charge 3.0の急速充電』、『指紋認証機能』、『ハイレゾ対応』といった機能もあります。
フラッグシップモデルの中でもずば抜けていると言っても過言ではありません。
外出時に、充電が少なくて慌てて充電、ということって日常の中で結構ありますよね。
バッテリーもちはもちろんですが、こういった急速充電というのもユーザーにとっては嬉しいですね。
HTCは過去にも日本で大ヒット端末を出していますが、今回のHTC10も大ヒットすると思います。
AQUOS SERIE
今回のau夏モデルで、まさかのシャープの2機種入りだったのですが、こちらのAQUOS SERIEはフラッグシップモデルとなります。
(C)KDDI
スペックは下記となります。
サイズ | 約73 × 149 × 7.6 mm |
重さ | 153g |
CPU | Snapdragon 820 MSM8996 |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
画面サイズ | 5.3インチ |
解像度 | 1,920×1,080 |
バッテリー | 3000mAh |
スペックとしては、普通のフラッグシップモデルですが、売りはカメラではないでしょうか。
ハイスピードIGZOを採用し、1秒間に最大120コマを描写を可能としました。
また、バックライトとカラーフィルターの「S-PureLED」が進化し、画像処理を施すことで、より精細な表現が可能になったということで、従来の機種よりも色再現が良いと言われています。
色味は各社特徴があるのですが、正直、今までのシャープのAQUOSシリーズは黄味が強く、フラッグシップモデルでもソニーに比べると色味で落ちている感があったのですが、そういったこともなくなるのでしょうか。
そして、カメラの画素数も約2,260万画素と高画素数となっていて、ちょっと期待したいですね。
AQUOS U
シャープが発表したもう1機種は、ミドルレンジクラスとなるAQUOS Uです。
(C)KDDI
スペックは下記の通りとなります。
サイズ | 約71 × 141 × 8.3 mm |
重さ | 128g |
CPU | Snapdragon 430 |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
画面サイズ | 5.0インチ |
解像度 | 1,280×720 |
バッテリー | 3010mAh |
スペックとしては、普通のミドルレンジクラスなのですが、AQUOS Uその中でもバッテリー容量が大きく、IGZOエンジンなのでバッテリー長持ちというのが特徴となりますね。
また、カメラ機能もオート撮影機能がついていて、ミドルレンジクラスの中で他機種との差別化を図っています。
気軽にスマホを使いたいけれど、その中でも性能がいい機種、バッテリー長持ち、というのを希望する人におすすめの機種と言えます。
この機種にも、シャープの人工知能・エモパーが搭載しているそうで、このエモパーというのはなかなか楽しい機能なので、それもおすすめできます。
Qua phone PX
今年2月にauから発売されたQua phoneの後継モデルとなります。
Qua phoneはauオリジナルモデルとなり、『気軽に持てるスマホ』となります。
(C)KDDI
スペックは下記の通りです。
サイズ | 約73 × 148 × 7.5 mm |
重さ | 127g |
CPU | Snapdragon 430 |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
画面サイズ | 5.2インチ |
解像度 | 1,920×1,080 |
バッテリー | 3000mAh |
2月に発売されたQua phoneは京セラ製でしたが、今回のQua phone PXはLG製となりました。
『気軽に持てるスマホ』らしく、ミドルレンジクラスとなりますが、その中でも画素数は良いですね。
また、メインカメラの画素数が約1610万画素となっており、前Qua phoneよりも性能が良くなっています。
このQua phone PXの特徴は、今回auが同時に発表したQua tab PXとシームレスで使えるということで、Qua phone PXで受けたSMS通知や電話着信をQua tab PXでも見られるということなので、このQua phone PX単体で持つというよりもQua tab PXと一緒に使うことで便利さが見える機種だと言えます。
au 2016年夏モデルのおすすめはHTC10
おすすめスマホというのは、持ち方や利用の仕方によっても変わってくるものですが、総体的におすすめ機種と言うと、今回は間違いなくHTC10と言えます。
AQUOS SERIEもフラッグシップモデルではあるのですが、全体的に見た場合HTC10は頭ひとつ飛び出ていると言っても過言でもありません。
高解像度、ハイレゾ対応、大容量バッテリー、急速充電とユーザーが"欲しい" と思う機能をうまく搭載したと言えます。
また、グローバルモデルにはないレッドが国内版には追加されたことも注目のひとつですね!
既に発表されている、Galaxy S7 edgeやXperia X Performanceと比較しても全く引けを取らないどころか、その中でも素晴らしい機種と言えます。
今年のauの夏モデルは魅力的なフラッグシップモデルが揃っているので、スマホ好きの方にはなかなか悩むところですね。