モトローラからミドルレンジのデュアルスタンバイ可能なSIMフリースマホが発売になりました。
最近は、日本でモトローラのスマホが出ることはなかったので、久々の日本投入機となります。
そんな気になるMoto G4 Plusのスペックと海外での実機レビューをご紹介します。
Contents
Moto G4 Plusのスペック
(C)Android Authority
まずは、Moto G4 Plusのスペックからおさらいしましょう。
OS | Android6.0 |
ディスプレイ | 5.5インチ 1080×1920ピクセル FHD< |
CPU | Snapdragon 617(オクタコア 1.5GHz) |
RAM | 2GB/3GB |
容量 | 16GB/32GB(最大128GBまで拡張可能) |
カメラ | 1600万画素/500万画素 |
バッテリー | 3,000mAh |
対応周波数帯 | LTE:Band1,3,5,7,8,19,20,28,40 3G:Band1,2,5,8,19 |
Bluetooth | Bluetooth4.1 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n |
NFC | × |
指紋認証 | ○ |
本体サイズ | 152×76.5×7.87mm |
重さ | 157g |
カラー | ブラック、ホワイト |
SIM | デュアルSIM(Micro+nano) LTE/ 3Gデュアル待受対応 |
価格 | 35,800円(一括払/DMM) |
価格帯を考えると、妥当なスペックと言えますね。
Bluetoothや指紋認証に対応となっています。
最近のミドルレンジクラスのスマホは、結構カメラに力を入れていますが、Moto G4 Plusも価格帯からすると十分すぎるほどの画素数と言えます。
なお、OSは現在はAndroid6.0 Marshmallowですが、Android 7.0 Nougatにもアップデート対応予定だそうです。
Moto G4 Plus 海外実機レビュー要約
こちらのMoto G4 Plusのレビューは、Android Authorityに掲載されていたものの要約となります。
まずは、Moto G4 Plusのレビュー動画をご覧下さい。
英語となりますが、イメージは掴んで頂けたと思います。
それでは、画像でひとつづつ見ていきましょう。
Moto G4 Plusのデザイン
(C)Android Authority
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背面、角ともに丸みを帯びたデザインとなっています。
このタイプの形状のデザインは比較的手にフィットするので、持ちやすいと思います。
素材はプラスティックですが、メタル風仕上げとなっています。
背面には、モトローラのMのロゴが入っています。
また、SIMカードとMicro SDカードですが、背面カバーを開けたところに挿入口があるそうです。
そのため、背面カバーは取り外し可能ですが、バッテリーは取り外し不可能です。
右サイドには電源ボタンとボリュームボタンが配置され、3.5mmイヤホンジャックは上部に配置されています。
Moto G4 Plusのディスプレイ
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Moto G4 PlusはIPS液晶となり、フルHDではありませんが、視野角は十分でシャープに見えるということで、十分ではないかと評されています。
この価格帯に抑えるには、どうしてもフルHDや有機ELとはなりませんので、IPS液晶の中でどれだけ綺麗に見えるかが重要ですよね。
Moto G4 Plusのパフォーマンス
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スマホで一番気になるのはパフォーマンスではないでしょうか。
こちらは、AnTuTu、Geekbench3のベンチマークとなります。
Moto G4 PlusはCPUがSnapdragon617の1.5GHzとなり、GPUにAdreno 405を採用。
メモリは2モデルありますが、上記のベンチマークは3GBモデルでの計測となります。
CPUやメモリから見ると、十分なパフォーマンスと言えます。
また、実際の使用感もアプリの立ち上がりなどは早く、マルチタスクもスムーズで、ゲームも気にすることなくプレイできるとのことです。
スマホでゲームをよくする方も大丈夫そうですね。
Moto G4 Plusのハードウェア
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Moto G4 Plusは指紋認証機能が搭載されていますが、指紋認証は前面下部の四角いホームボタンで行います。
iPhoneと同じですね。
しかし、Moto G4 Plusは丸みを帯びたデザインなのに、指紋認証スキャナが四角いというのではアンバランスと指摘されています。
もっとも、これに関しては気にしない人は気にしないことではありますが。
また、Bluetoothには対応していますが、NFCは非搭載となります。なので、Android Payなども使用できません。
これから海外製のスマホでもスマホ決済が盛んになっていく中、NFC非搭載なのは少し残念です。
防水に関しては、完全防水とはなっていませんが、撥水加工コーティングされているので、多少水がかかったりという程度なら大丈夫とのことです。
バッテリーは3,000mAhで、ガンガンゲームをしたり、動画視聴などをしない、メールやSNS、ブラウジング程度の使い方であれば1日は持つとされています。
動画視聴やゲームをした場合は、12時間程度と言われています。
充電は、Micro USBとなり、急速充電が可能ということです。
Moto G4 Plusカメラ性能
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Moto G4 Plusはメインカメラ1600万画素でF値2.0、デュアルLEDフラッシュを搭載しています。
この価格帯としては頑張っているスペックですね。
それでは、Moto G4 Plusで撮影された画像を見て見ましょう。
(C)Android Authority
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明るいところで撮影された画像は明るく、コントラストもハッキリしています。
しかし、夜や室内の暗いところとなると、少し暗めの画像となりますが、スマホのカメラと考えれば妥当かもしれません。
Moto G4 Plus総評
スペックや性能は価格からすると妥当、もしくは十分頑張っていると言えるのではないでしょうか。
「Moto G4 Plusは買いか?」と聞かれたら、間違いなく「買って損はない」と言えます。
DMMなどは35,800円で販売されているので、この価格を考えると十分なスペックと言えます。
何よりも、Moto G4 Plusの売りはデュアルSIMでデュアルスタンバイ可能と言う点にあります。
このデュアルスタンバイですが、「LTE+LTE」の組み合わせは不可で、「LTE+3G」という点に注意する必要があります。
また、VoLTEはサポートされていないので、その辺にも注意が必要です。
他に、SIMカードが2枚刺せるので、通話用SIMとデータ通信用SIMを入れて使い分けるという運用は、通話中はデータ通信を行えないので、通話しながらネットで調べ物と言ったことはできません。
デュアルSIMではあるけれども、この辺に関しては注意する必要がありますね。
最も、日本国内での標準的な使用では、あまりデュアルSIMというのは必要ないかもしれません。
デュアルSIMが生きるのは、海外へよく行く場合、国内のSIMと海外現地のSIMを同時に挿しておけるということだと思います。
もし、国内でSIMカードを2枚使うとするなら、ドコモなどのキャリアのSIMとMVNOのデータ通信用SIMの組み合わせが良いですね。
キャリアではデータ使用量が高いので、通話はキャリアでカバーし、データ通信は安いMVNOのSIMで使用するというのがベストだと思われます。
取扱
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