現在発売中のZenfone3と12月発売予定のFREETELのRAIJIN(雷神)どちらもDSDS対応機となっています。
そんなZenfone3とRAIJIN(雷神)を比較してみたいと思います。
Contents
FREETELのRAIJIN(雷神)とZenfone3の比較
まずは、RAIJIN(雷神)の外観動画とZenfone3の動画をご覧下さい。
最初に、RAIJIN(雷神)の外観動画です。
次にZenfone3の動画です。
それでは、スペックを比較してみましょう。
RAIJIN(雷神) | Zenfone3(ZE552KL) | |
OS | Android7.0 Nougat | Android6.0 Marshmallow |
ディスプレイ | 5.5インチ 1920×1080ピクセル FHD ゴリラガラス3 | 5.5インチ 1920×1080 FHD |
本体サイズ | 153.0mmx76.0mmx8.7mm | 152.59x77.38x7.69mm |
重さ | 183g | 155g |
CPU | MT6750T オクタコア Cortex-A53 (4x1.5GHz + 4x1.0GHz) | Snapdraton625 |
メモリ | 4GB | 3GB |
容量 | 64GB(microSDによる拡張可能) | 32GB |
カメラ | 1600万画素/800万画素 | 1600万画素/800万画素 |
バッテリー | 5,000mAh | 3,000mAh |
SIM | Micro SIM/nano SIM デュアルスタンバイ可能 | SIM1 MicroSIM + SIM2 NanoSIM NanoSIMスロットはMicroSDスロットと兼用 デュアルスタンバイ可能 |
USB | USB Type-C | USB Type-C |
センサー | GPS搭載 (A-GPS、QZSS対応) 、GLONASS、加速度センサー、近接センサー、光センサー、重力センサー、ジャイロセンサー、e-compass、指紋センサー | 加速度センサ / 電子コンパス / ジャイロスコープ / 近接センサ / ホールセンサ / 環境光センサ / RGBカラーセンサ / 赤外線センサ / 指紋認証センサ |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n | IEEE802.11 b/g/n/ac |
対応周波数 | 2G(GSM): B2/3/5/8 3G(WCDMA): B1/5/6/8/19 4G(FDD): B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/28B 4G(CA): B3/19,B1/19 | 2G:850/900/1800/1900 3G(WCDMA):B 1/2/5/6/8/19 4G(FDD): B 1/2/3/5/7/8/18/19/26/28 4G(TD): B38/39/40/41 |
価格 | 29,800円(税抜) | 39,800円 |
多少のスペック差はあるものの、それほどの差がないことがわかります。
それでは、一項目ずつ見て行きましょう。
OS
RAIJIN(雷神)は12月発売なので、Android7.0 Nougat搭載ですが、Zenfone3は現段階ではAndroid6.0 Marshmallowとなります。いずれ、Zenfone3もOSアップデートが来ると思いますが、12月までに来るかは不明です。
ディスプレイ
ディスプレイは、RAIJIN(雷神)、Zenfone3ともに全く同じスペックで、5.5インチフルHDディスプレイの解像度は1920×1080ピクセルとなります。
ディスプレイに関しては同等です。
本体サイズ&重さ
本体サイズはほぼ同じとなりますが、Zenfone3の155gに対し、RAIJIN(雷神)は183gとかなり重くなります。これは、バッテリー容量の差と言えますね。
バッテリー
比較的似たようなスペックの両機種ですが、バッテリー容量に関しては大きな差が出ました。
Zenfone3は3,00mAhと標準的なバッテリー容量となりますが、RAIJIN(雷神)は5,000mAhとかなりの大容量となります。
もっとも、バッテリーは容量よりもバッテリー持ちが重要ではありますが、5,000mAhもあれば、「バッテリー持ちが悪い」ということはないでしょう。
なので、バッテリーに関してはRAIJIN(雷神)の方が上となります。
CPU
RAIJIN(雷神)のCPUはMediaTekのものです。対するZenfone3はSnapdragon625です。このMT6750TはSnapdragon620に若干落ちるくらいと言われています。
同メーカーのCPUではないので、正確な比較はできませんが、CPUに関してはZenfone3の方が少し上といった感じですね。しかし、RAIJINはオクタコアなので、そこは魅力です。
ちなみに、どちらのCPUもミドルレンジモデル向けのCPUとなります。
メモリと容量
RAIJIN(雷神)はメモリ4GB、容量64GBのみですが、Zenfone3は3GB/32GBとなります。海外で販売されているZenfone3にはもう1モデルあるのですが、日本ではメモリ3GB、容量32GBのみとなりました。
メモリ3GBでも十分ではありますが、RAIJIN(雷神)のメモリと容量は魅力的ですね。
カメラ
カメラ画素数は、RAIJIN(雷神)、Zenfone3ともにメインカメラ1600万画素、フロントカメラ800万画素となります。
RAIJIN(雷神)のカメラ機能に関しては、まだ詳細がわからないので、これ以上の比較はできませんが、カメラ画素数だけでみると同じとなります。
ちなみに、Zenfone3はソニーのカメラセンサーを搭載しているとのことです。
Wi-Fiと対応周波数
Wi-Fiに関しては、5Gzで安定して繋がるIEEE802.11acにZenfone3は対応していますが、残念ながらRAIJIN(雷神)は対応していません。IEEE802.11aには対応しているので、5GzでWi-Fiに繋ぐことはできますが、障害にはacの方が強いので、そこが少し残念ですね。
また、3G・4Gの対応周波数ですが、こちらは3Gに関しては、Zenfone3の方が若干広いですが、大差はなく、4Gに関しては同等と言えます。
なので、RAIJIN(雷神)でもZenfone3でも3G・4Gに関しては互角と言えます。Wi-FiのIEEE802.11 acに対応はしていませんが、Wi-Fi下で使うことが少ない人はIEEE802.11aで十分と言えます。
SIMカードスロット
RAIJIN(雷神)もZenfone3もDSDS対応スマホとなります。
ここで気になるのが、RAIJIN(雷神)のSIMカードスロットのひとつがmicroSDカードと兼用になるのかどうかですが、現段階でFREETELのホームページを見る限り、"兼用" の文字は見当たりません。
ちなみに、Zenfone3はDSDS対応ですが、SIMカードスロットのひとつがmicroSDカードと兼用となるため、microSDカードを使用する場合はDSDSとなりません。シングルSIMとなります。
もし、RAIJIN(雷神)が兼用でないのなら、完全なるDSDS対応スマホとなるので、DSDS目的で購入するのなら、RAIJIN(雷神)の方がいいかもしれません。
価格
価格は、RAIJIN(雷神)が税抜29,800円なのに対し、Zenfone3は39,800円とZenfone3の方が10,000円高くなります。
CPUは確かにZenfone3の方が若干良いのですが、バッテリー容量やメモリなど総合的に見た場合、RAIJIN(雷神)の方がコスパに優れていると言えます。
正直、RAIJIN(雷神)はこのスペックでよくこの価格で出したな、と思います。
どちらが買いか
総合的スペックと価格を見た場合、RAIJIN(雷神)の方がコスパに優れ、とてもこの価格帯とは考えられないハイスペックです。
対するZenfone3も悪くはないのですが、RAIJIN(雷神)が少し良すぎましたね。
それでも、CPUは若干Zenfone3の方が上ですし、軽さを求めるならZenfone3と言えますね。
FREETEL RAIJIN(雷神)が買いな人
(C)FREETEL
- 純粋にデュアルSIM・デュアルスタンバイにこだわりたい人
- バッテリー容量が大きい方がいい人
- コスパの良いスマホが欲しい人
- 気軽にスマホの買い換えがしたい人
FREETELは、「かえホーダイ」というサービスがあるので、スマホが壊れてしまったりしても、気軽に新しいスマホに変えることができますし、その際のデータの保証もあります。
また、かえホーダイは、新しいスマホを使いたい人にも向いていますね。
このFREETELのかえホーダイはいいところを突いたサービスだと思います。
Zenfone3が買いな人
(C)ASUS
- メタリックな高級感が欲しい人
- デュアルSIM・デュアルスタンバイにこだわらない人
- ASUSが好きな人
ASUSは一定のファン層を持っているので、ASUSファンの人は間違いなくZenfone3ですね。
ただ、その他に関しては、RAIJIN(雷神)相手だと魅力が半減してしまうかもしれません。
でも、メタリックなZenfone3の外観は高級感があって、とてもおしゃれですね。
まとめ
人気のZenfone3とこれから発売となる、期待のRAIJIN(雷神)とを比較してみましたが、いかがでしたか?
一定ファンを持つと言うのは、それだけ信頼性があるということなので、Zenfone3は魅力ではありますが、FREETELのRAIJIN(雷神)もかなりコスパの良いスマホを発表したと思います。
今すぐ欲しい、と言う人はZenfone3は既に発売されているので、Zenfone3の方が良いですが、今すぐではないのなら、RAIJIN(雷神)の発売を待っても良いと思います。
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