海外では予約が開始されているところもあるXperia XZ。
日本での発売されることが決まっており、気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、海外でのXperia XZのレビューがありましたのでご紹介します。
Contents
Xperia XZのレビュー
このXperia XZのレビューは、アイルランドのStuffというテク系サイトによるものです。
まず、Xperia XZを5段階評価で評価すると、4ということでした。
結構高い評価ではありますが、HTC10やiPhone7 Plus、Galaxy Note7は5なので、それより少し落ちるというところでしょうか。
個別にレビューする前に、Xperia XZとXperia X Compactのレビュー動画がありますので、そちらをご覧下さい。
それでは、個別にレビューしていきましょう!
デザイン
(C)Stuff
(C)Stuff
Xperia XZは、それまでのXperiaシリーズの欠点を打ち消すように、箱形で鋭いエッジになりました。
シンプルなデザインですが、地味ではありません。
Xperia XZのボディは、背面とサイドがメタルで、フロントは強化ガラスとなっています。
ソニーは以前、背面ガラスとコーナーをプラスティックにするという試みをしたことがありますが、今回のXperia XZはエッジ部に曲線、カーブスクリーンのガラスエッジ、曲線状のメタル、そしてバックプレートがカーブしています。
また、Xperia XZを手にした時のフィット感ですが、過去のXperiaのフラッグシップモデルの中ではとても持ちやすくなっています。
(C)Stuff
離れて見た場合、Xperia Z5にとても良く似て見えます。
電源ボタンが目につき、XperiaシリーズのDNAが良くも悪くも受け継がれています。
ソニーのOmnibalanceデザインについて述べるのは、Xperiaシリーズを使う上でナンセンスだとしています。
電源ボタンはサイドの中央に位置で、Xperia Zシリーズから変わっていませんが、Xperia XZでは若干シフトアップされています。
電源ボタンの反対側には拡張カードとSIMカードのトレイがあります。
また、指紋認証は電源ボタンの下にあり、他のXperia同様とても良く出来ています。
ウォータープルーフ
(C)Stuff
Xperia XZは次世代のウォータープルーフとなりますが、過剰の期待はしないように、とのこと。
SIMトレイにラバーシールを貼ることで十分な耐水性が得られていましたが、ソニーはXperiaを長時間水に浸けることを歓迎はしていません。
これは、防水機能搭載になったiPhone7もそうですが、防水機能搭載だからと言って過信したりということがないように、ということだと思います。
なお、iPhone7もXperiaも水没は保証対象外となっているのでご注意下さい。
ディスプレイ
(C)Stuff
Xperia XZのディスプレイは見慣れた物で、Xperia Z5に似ています。
5.2インチのFull HDディスプレイとなっており、十分な大きさでシャープな画面ではあるものの、最上級ではないと言えます。
発色はXリアリティとスーパービビットイメージで自然な発色を可能にしています。
Xperia XZのディスプレイは明るさと屋外視認性においてLGのG5より優れています。
これは、ポケモンGOなどを野外でプレーする際にはとてもありがたいですね。
スピーカー
(C)Stuff
サウンドクオリティーとトップボリュームに関しては、良いとは言えません。
HTC10やiPhone6s、Galaxy S7はもっとパワフルです。
ソニーは音楽にも強いメーカーなのですが、これに関しては残念ですね。
パワー
(C)Stuff
Xperia XZのCPUはSnapdragon820が搭載され、十分な性能と言えます。
Snapdragon821ではないことで、残念と思う方もいるかもしれませんが、Xperia XZは4コアでKyroコアと呼ばれるチップを採用しており、パワフルで能率的です。
OS
(C)Stuff
Xperia XZのOSはAndroid6.0.1のソニー独自UIを採用しています。
Xperia Z5以来、インターフェイスに視覚的な調整のようなものが見られますが、これに対する問題はありません。
ソニー独自のUIはAndroidの標準にかなり類似していますが、Appメニュー以外では単一の垂直スクロールとなっています。
無駄を避け、使いやすいUIにし、使いやすいアプリを搭載しています。
カメラ
(C)Stuff
Xperia XZといえば、トリプルセンサー搭載となり、解像度もメインカメラが2300万画素、フロントカメラが1300万画素と高解像度となっています。
また、トリプルセンサーのうちのひとつ、RGBC-IR センサーが搭載されていて、見たままを写真で再現できるようになっています。
他にも、ホワイトバランスを調整できる、などデジカメ並の操作性と機能を備えています。
Xperia XZのカメラは必要なものを全て搭載した、と言え、良いカメラであると言えます。
スマホのカメラを良く使う人にはポイントが高いのではないでしょうか。
バッテリー
(C)Stuff
スマホで一番気になることと言えば、バッテリー持ちではないでしょうか。
Xperia XZはバッテリー容量が2,900mAhとその他のAndroidのフラッグシップモデルの中に置いては少なく感じられるかもしれません。
しかし、Xperia XZで720Pの4K動画を再生してもバッテリーは15時間持ったということです。
バッテリー最長寿のサムスンに並び、Xperia Z5 Premiumと比較しても、遙かに良いと言えます。
なので、Xperia XZは省電力対策がうまくいっており、バッテリー持ちに関してはなんの心配もない、と言えます。
総評
(C)Stuff
快適なスマートフォンと言うと、サムスンやAppleがありますが、Xperia XZもそれに並ぶそうです。
Xperia XZは使っていて、とても楽しく2016年のフラッグシップモデルレースの中でもしっかりと存在をアピールできていると言っています。
Xperia X Performanceが少し期待外れと感じた方も、Xperia XZならそんなことはないのではないでしょうか。
海外版Xperia XZ(F8331とF8332)の技適は?
Xperia XZは日本でも発売されることが決まっていますが、海外のSIMフリー版が欲しいというユーザーも多いと思います。
それでは、気になるXperia XZ(F8331)の技適マークはどうなっているのでしょうか。
(C)AndroPlus
ソニーモバイルがXperia XZ(F8331)のファームウェアを公開しました。ファームウェアはビルド番号 39.0.A.1.213ですが、残念ながら技適マークはなかったそうです。
確認された、このファームウェアは開発者用ではなく、一般消費者用ファームウェアなので、出荷はこのファームウェアでなされます。
なので、現段階では、海外SIMフリー版Xperia XZは技適マークがないので、日本国内で使用するには、違法ということになってしまいます。
Xperia X Performanceも技適がないままで、Xperia XZまでもが技適がないということで、SIMフリー版が欲しい日本のユーザーとしては少しがっかりですね。
しかし、ファームウェアがアップデートすることで技適マークが表示されることもあるので、Xperia XZには技適表示可になって欲しいですね。
台湾でも、Xperia XZとXperia X Compactの発表が本日行われ、Xperia XZは10月上旬に発売となるようです。
日本でも早く発売されて欲しいですね。
source:Stuff、AndroPlus、Xperia XZ(Facebook)