2016年秋に発売と言われている、HTC製造のNexus SailfishとMarlin。
そのNexus SailfishとMarlinの価格がリークされていたのでお伝えします。
Nexus SailfishとMarlinの価格
(C)Nexus Blog
今年の秋に発売と言われているNexus SailfishとMarlin。
秋に発売とすると、そろそろ発表があってもいい頃だと思うのですが、まだ正式発表はありませんね。
しかし、そんなSailfishとMarlinの価格情報をリークするサイトがありました。
Nexus 5X 32GB | Nexus Sailfish 32GB | Nexus 6P 32GB | Nexus Marlin 32GB | |
US | $429(約51,480円) | $449(約53,880円) | $499(約59,880円) | $599(約71,880円) |
日本 | 63,400円 | -- | 74,800円 | -- |
昨年のアメリカでの販売価格の()内の日本円は、昨年秋頃のおおよその為替レートとなりますので、参考程度にご覧下さい。
まず、Nexus 5Xの後継機であるNexus Sailfishは$429が$449に。
これは5%程度の価格アップなので、それほど割高になったとは感じませんが、Nexus 6Pの後継機であるMarlinは、$499が$599と、なんと$100の価格アップ。
これは20%程度の値上げとなります。これは、妥当な価格アップというよりは、「値上げ」と取れますね。
そして、当然ですが、これはアメリカでの価格となりますので、日本での販売価格は当然ですがアメリカでの価格をそのまま為替レートで換算したものとはなりません。
日本での発売価格はアメリカでの発売価格の約20%程度は割高となるので、予想として、Nexus Sailfishは65,000円程度、Nexus Marlinは87,000円程度にはなるのではないか、と予想されます。
以前のNexus シリーズは「高スペックだけどお手頃」という感があったのですが、もしこのリーク情報が本当だとするなら、とても「お手頃」とは言えないですね。
正直、Nexus SailfishとMarlinのスペックだったら、ASUSなどの方がスペック的によっぽどお手頃感があります。
もちろん、価格というのは、スペックだけでなく、本体素材などによっても変わってくるので一概には言えませんが、本体素材を気にする人は別としてスペックと値段重視であれば、Nexus シリーズはミドルレンジとハイエンドモデルの中間という位置づけとなり、少々中途半端な感が否めません。
ただ、Nexus SailfishとMarlinの違いは、本体素材が一部違うこと、バッテリー容量、ディスプレイサイズ、解像度の違いのみとなっています。
確かにSailfishよりMarlinの方がディスプレイサイズが大きく、また高解像度となりますので、Sailfishより多少高くなるのはわかるのですが、それで$150(約15,000円)の差というのは妥当と見るかそうでないと見るか微妙ですね。
昔と違い、現在は液晶の1インチあたりの価格というのはそれほど大きくありません。解像度に関しても同じです。
それでは、バッテリー容量がそんなに高価かと言えば、それほどでもありません。
Sailfishよりディスプレイが良く、バッテリーも少し大きいので、SailfishよりMarlinの方が多少高くなるのは当然なのですが、では、15,000円程度の差があるのか、と言われるとそれほどでもないような気もします。
しかし、ユーザーにとっては、SailfishとMarlinの価格差よりも昨年のNexusよりもさらに高価となったMarlinの位置づけですね。
他機種になくてMarlinのみに搭載されている機能、というのがあれば別ですが、そうでもありません。
そうなると、Nexus シリーズに対しての求心力というのが落ちてしまうのではないか?と素人ながらに考えます。
もし、管理人ならMarlinを買うなら、Zenfone3シリーズを狙いますね。そうでなければ、Marlinより少し値段はしますが、HTC10にします。
Marlinと比べたら、HTC10の方が明らかにスペックが良い、ハイエンドモデルとなりますので、その方がよっぽどお得です。
source:Nexus Blog
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『Nexus MarlinのAnTuTuベンチマークがリーク!MarlinとSailfishの最新スペック情報まとめ』