海外で発売開始となっているGoogle Pixel/Pixel XL。
日本発売はまだ未定ですが、気になっているユーザーも多いと思います。
そのGoogle Pixel/Pixel XLの5つの魅力をAndroid Policeが挙げていたのでご紹介します。
Contents
Google Pixel/Pixel XLの良い点5ヶ所
アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、ドイツでGoogle Pixel/Pixel XLが発売開始となりました。
そのGoogle Pixel/Pixel XLの魅力的なポイントとはどこでしょうか。
1. カメラ
(C)Android Police
Google Pixel/Pixel XLはDxOMarkのスマホカメラの中で史上最高得点を記録しました。
画素数は、メインカメラが1230万画素、フロントカメラが800万画素となっており、F2.0でデュアルLEDフラッシュ、レーザーAF搭載となっています。
画素数やF値の数字だけで見れば、Google Pixel/Pixel XLよりもスペックの高いスマートフォンは他にもあります。
HTC10、Galaxy S7 edge、Xperia X Performanceといったスマートフォンは実際にGoogle Pixel/Pixel XLよりもカメラ画素数は上となり、実際にDxOMarkでも高得点と記録しています。
また、Google Pixel/Pixel XLのカメラセンサーはソニーと開発したと言われていますが、ソニー単独のセンサーなら、搭載したスマホはたくさんあります。
というか、DxOMarkで高得点となっているスマートフォンのほとんどはソニーのセンサーを使用しています。
まだ、Xperiaの最新機種である、Xperia XZのDxOMarkベンチマークは出ていないので、もしかしたら変わる可能性もありますが、少なくとも現時点ではGoogle Pixel/Pixel XLが最高得点です。
ホワイトバランスが良く、露光も良い。そして、ノイズが少なく、オートフォーカスが高速かつ正確と言います。
実際にカメラサンプルを見ると、とても綺麗です。これだけでも、Google Pixel/Pixel XLを選ぶ価値がありますね。
DxOMarkによるカメラベンチマークに関しては、こちらでご紹介しています。
2. GoogleによるAndroidアップデート
(C)Android Police
Google Pixel/Pixel XLはGoogleによるスマートフォンなので、OSであるAndroidアップデートが他機種より早くなります。
他メーカーでは、メーカー独自の機能などもあるため、OSアップデート配信が遅くなることもありますが、Google Pixel/Pixel XLはそういったメーカーによる機能というのがないので、アップデート配信が早く受け取れます。
また、Google Pixel/Pixel XLはAndroidの最新機能と能力を得ることができます。
そして、GoogleはGoogle Pixel/Pixel XLに、Googleの製品、サービス、ソフトウェアのショーケースとなるよう作られています。つまり、Androidの良い点を引き出せるよう作られている訳ですね。
3. バッテリー寿命
(C)Android Police
Androidのスマホの中で、Galaxy S7 edgeのバッテリー持ちが良かった、とAndroid Policeは言っています。
しかし、Google Pixel/Pixel XLのバッテリー持ちはそれをGalaxy S7 edgeを遙かに上回っているとしています。(アメリカでのGalaxy S7 edgeはCPUがExynosとなります)
Google Pixel/Pixel XLはバッテリーに特殊な対策をしている訳ではありませんが、Dozeモードが良い働きをしています。
旅行中、Nexus 6PやMoto Zを使用していた時はもっと早くに充電をしなければならなかったが、Google Pixel/Pixel XLはLTEでウェブ閲覧やSNSを使用してもバッテリーに不安を感じることはありません。
また、Google Pixel/Pixel XLは急速充電に対応しており、15分の充電で7時間使えるというのはとても魅力的です。
4. どこでも通話可能
(C)Android Police
この電話に関しては、アメリカのAT&TとVerizonのネットワーク内となりますが、HD Voice(3G)とVoLTEに対応していて、ビジュアルボイスメールなどのサービスも使えるとのことです。
確かに、Google Pixel/Pixel XLはアメリカ国内に限らず、幅広い周波数帯に対応しています。
Google Pixel/Pixel XLの対応周波数は下記となります。
- FDD LTE: B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 26 / 28 / 32
- TDD LTE: B 38 / 39 / 40 / 41
- LTE 2xCA: B1+B3、B1+B5、B1+B7、B1+B8、B1+B18、B1+B19、B1+B20、B1+B21、B1+B26、B1+B41、B3+B3、 B3+B5、B3+B7、B3+B8、B3+B19、B3+B20、B3+B28、B5+B7、B7+B7、B7+B8、B7+B20、B7+B28、 B19+B21、B20+B32、B38+B38、B39+B39、B39+B41、B40+B40、B41+B41
- LTE 3xCA: B1+B3+B3、B1+B3+B5、B1+B3+B8、B1+B3+B20、B1+B5+B7、B1+B19+B21、B1+B41+B41、 B3+B3+B5、B3+B3+B7、B3+B3+B8、B3+B7+B7、B3+B7+B8、B3+B7+B20、B3+B7+B28、 B7+B7+B28
赤い太文字は、日本で使用できると思われる周波数です。
周波数は国やキャリアにより違いますが、これだけ幅広い周波数帯に対応していれば、世界どこででも問題ないと言えますし、どのキャリアで使っても問題なさそうですね。
5. 速度
(C)Android Police
Google Pixel/Pixel XLの速度より早いスマートフォンもありましたが、近年の中ではGoogle Pixel/Pixel XLが一番早いと言えます。
Androidはマルチタスクなため、タスクが多くなると動作が遅くなることがありますが、Google Pixel/Pixel XLはタスクの切り替えが早いそうです。
試しに、Galaxy S7 edgeと比較してみると、Galaxy S7 edgeはタスク管理でもっさり感を感じることがあったが、Google Pixel/Pixel XLでは、そのようなことは感じない、としています。
確かにAndroidはタスクでそのようになることはありますよね。もちろん、これは体感であり、数値化されたものではありませんのでご了承下さい。
まとめ
Google Pixel/Pixel XLの魅力的5ヶ所が紹介されていましたが、いかがでしたか?
挙げられていた5つのポイントは、スマホの一番重要な部分と言えますね。
ただ、OSのアップデートが早いのは、バグがある可能性もありますが、それでも他のメーカーのように配信がいつになるかわからない、というのはないので、もしバグが心配ならば、少したって様子を見てからアップデートすれば、バグに関しては回避することができます。
AndroidはGoogleが提供するOSなので、考えてみればGoogle Pixel/Pixel XLはAndroidの魅力を一番引き出せるのは当然ですよね。
もちろん、中には「各メーカーが搭載しているアプリが好き」という方もいると思いますが、ソフトウェアの最大の魅力を引き出すには、ソフトウェアとハードウェアが同一の方が良いのはiPhoneが良い例ですよね。
日本では、まだ発売が未定ではありますが、これだけ魅力的なのなら、早く日本でも発売されて欲しいですね。
sauce:Android Police
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