今年の秋にAppleから発売となるiPhone7 Plus。そのiPhone7 PlusのBeekbenchが発見されました。
また、iPhone7とiPhone7 Plusのディスプレイパネルパーツもリークされたのでお届けします。
iPhone7 PlusのGeekbenchスコアが流出
中国のSNS、weibo上で公開されていた、iPhone7 PlusのGeekbenchスコアを、オランダのTechtastic.nelが発見しました。
そのGeekbenchスコアが下記となります。
(C)Mac Rumors
このGeekbenchを見ると、測定は「iPhone9,2」となり、iOS10.0でメモリは3GBでCPUはデュアルコア2.37GHzとなっています。
ちなみに、前機種となるiPhone6s Plusはデュアルコア1.84GHzでA9チップ、メモリは2GBで、Geekbenchでは、「iPhone9,2」として計測されていました。
Geekbenchスコアはフェイク?
ご存知のように、iPhone7 PlusはA10チップが搭載されます。
もし、この流出されたGeekbenchスコアが本物だとするなら、シングルコアスコア3548、マルチコアスコアが6430となります。
iPhone6s PlusではA9チップでシングルコアスコア2490、マルチコアスコアが4341という結果でしたので、A9チップと比べかなりの高スコアとなります。
このスコアが本当だとすると、シングルコアスコア、マルチコアスコアともに40%以上のアップということになります。
確かに過去にもA8チップからA9チップとなり、ベンチマークはかなり伸びました。
しかし、常識的に考えて40%以上のスコアアップというのは、まずあり得ないです。
また、先日、A10チップはA9チップより20%ほどのアップという記事もエントリーしています。
iPhone7は新色はナシ?!動画がリークでイヤホンジャックなし!ベンチマークも判明 - スマホおすすめ情報館
この件に関して、Mac Rumorsでも、下記のように追記しています。
Primate Labs founder John Poole has said the Geekbench results are fake.
By Mac Rumors
つまり、「この結果はフェイクだろう」ということです。
やはり、ベンチマークが高すぎますよね。
なお、メモリの3GBに関しては、先週、台湾のDigiTimesが「iPhone7 Plusは3GB搭載になるかもしれない」と述べ、KGI証券アナリティストであるMing-Chi Kuo氏も同様のことを述べています。
なので、このGeekbenchのiPhone7 Plusが3GBというのは驚くべきことではありません。
ただし、それにしても、このGeekbenchスコアは高すぎると言えます。
iPhoneとiPhone7 Plusのディスプレイパネルパーツも流出
また、リークされたのは、iPhone7 PlusのGeekbenchスコアだけではありません。
4.7インチのiPhone7と5.5インチのiPhone7 Plusのディスプレイパネルパーツもweiboで流出されました。
それがこちらです。
(C)@kk
iPhone7の解像度は1080ピクセルと見られ、iPhone7 Plusは2Kの1440ピクセルと言われています。
なお、ディスプレイのひとつはJDI製と言われていますが、もうひとつに関しては不明です。
iPhone7の発表まで、1ヶ月ほどとなり、画像リークが今まで以上に多くなっているiPhone7シリーズの情報。
先日、SIMトレイ画像がリークされたのが記憶に新しいですね。
iPhone7の新色・ブラックのSIMトレイの画像がリーク! - スマホおすすめ情報館
今後はこれまで以上にリークが増えてくるでしょうね。
しかし、iPhone7はマイナーアップデートと言われてはいても、やっぱりこうやってリーク情報が増えていくと、どんな機種になるのだろう、とわくわくしてきますよね。
今後もiPhone7シリーズ情報をお届けしていきます。
source:Techtastic.nel via Mac Rumors、weibo via Phone Arena
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