- 格安SIMへ移っても同じようにLINEを使いたいけれど使える?
- 格安SIMでは使えないと聞いたけれど、本当?
最近では、家族に連絡をしたり、友人との連絡などLINEは切り離せない存在になりました。
そんな便利なLINEですが、格安SIMでLINEを使えるのか心配ですよね。
今回は、格安SIMでのLINEについてお話したいと思います。
[quads id=1]
Contents
格安SIMでLINEは使える?
格安SIMに移行して気になるのは「格安SIMで今まで通りにLINEを使うことはできるのか?」
ということだと思います。
答えは、「一部機能を除き利用することができます」
「一部機能が使えない」と言いましたが、どの機能が使えなくなるのかといえば、ID検索機能を利用することができません。
では、なぜID検索ができないのでしょうか。それは格安SIMでは年齢認証ができないためです。
とはいえ、ID検索が使えないと結構困る場合がありますよね。
IDに関しては、自分から相手のIDを検索するだけでなく、相手からID検索をしてもらうというLINEをするにあたって重要な機能と言えます。
では全ての格安SIMでは年齢認証ができないのか?と言えば2社に関しては年齢認証ができます。
それは、ワイモバイルとLINEモバイルです。
ワイモバイルは、ソフトバンク傘下であるため、年齢認証ができるのでしょう。
また、LINEモバイルは元々LINEの子会社なので年齢認証が可能となります。
しかし、その他のMVNOでは年齢認証ができないので不便ですよね。
LINEで年齢認証が必要な理由、回避方法を見ていきましょう。
LINEの年齢認証が必要な理由
なぜLINEで年齢認証が必要なのだろう?と気になると思います。
年齢認証が必要な理由は、18歳未満のユーザー保護のためです。
LINEでは下記のような記述があります。
LINEでは、利用規約で見知らぬ異性との出会いを目的とする利用を禁止していますが、非公認の掲示板などの誰でも利用することができるウェブサイトやアプリにLINEのIDを公開し合って、見知らぬ人とLINEで友だちになるケースがあります。このような利用は、思わぬトラブルに発展する可能性もあります。そこで、青少年のLINEユーザーの皆さんをトラブルから未然に守るため、KDDI・NTTドコモ・ソフトバンクモバイルと協力し、18歳未満の方はLINEのID設定およびID検索を利用することができないよう部分的な機能制限を実施します
理由もなく年齢認証をしているのでもなく、きちんとした理由があるのですね。
[quads id=2]
格安SIMで年齢認証できるのは2社
先ほど、『2社に関しては年齢認証』と言いましたが、ではどこなら年齢認証が可能なのでしょうか。
年齢認証が可能な2社とは、「ワイモバイル」と「LINEモバイル」の2社は年齢認証が可能です。
ワイモバイル
ワイモバイルがなぜ年齢認証が可能なのか本当のところはわかりませんが、運営元がソフトバンクで、サブブランド的存在なので可能なのではないでしょうか。
そのため、ワイモバイルではキャリアと同じようにLINEの年齢確認が可能になります。
LINEモバイル
次にLINEモバイル。
LINEモバイルの運営元はLINEです。
なので、年齢認証が可能なのですね。
ソフトバンクの
楽天モバイルやUQモバイル、OCN モバイル ONEと言った大手格安SIM会社が年齢認証が使えない中でLINEモバイルでは年齢認証ができるのは他の格安SIMとの差別化ができていると言えます。
MVNOでLINEを使うときの注意点
では、格安SIMでLINEを使うにあたり、注意しておくことがあります。
それは、
- 音声通話SIMであること
- SMSが利用可能であること
になります。
音声通話が必要な理由
LINEはメッセージの送受信できるし、無料通話を使えるのならデータ専用SIMで充分じゃない?
と思うかもしれませんが、通話料を節約するのに役立つ 「LINE OUT」には電話番号の登録が必要なためデータ通信では全ての機能を使うことができないと言えます。
SMSが利用可能である必要
次にSMSですが、LINEが使えれば、メッセージはLINEを使うのだからなぜ必要なのかと言うと、LINEの引き継ぎの際にSMSが必要となるのです。
もし、SMSを使用したくない、という場合はFacebookに登録しておけば代替えとしてFacebook認証が利用可能となります。
年齢認証ができない場合のID検索回避方法
では、年齢認証できない格安SIMでなんとか年齢認証ができれば苦労しませんよね。
そこでID検索ができない場合の回避方法をご紹介します。
[quads id=3]
1.キャリアのサポートを使う
一番手っ取り早く合法的な方法です。
キャリアのサポートアカウントは解約しても一定期間は利用可能なので、キャリアから格安SIMにMNPしてしばらくはキャリアのサポートアカウントを利用してLINEの年齢認証をすることが可能です。
このキャリアの一定期間というのがキャリアごとに違い、ドコモは200日以内、auが6ヶ月以内、ソフトバンクは3ヶ月以内となっています。
2.キャリアのSIMカードを借りる
この方法は、グレーと言える方法ですが、ドコモ、au、ソフトバンクといったキャリアを使用している家族、または友人からSIMカードを借りて年齢認証を行う方法です。
一度でも年齢認証の確認が取れれば、その後は年齢認証ができない他の格安SIMに移っても問題はあります。
そして、家族や友人からSIMカードを借りて年齢認証する際には下記の注意が必要です。
- 格安SIMで使うキャリアのSIMを借りること
- SIM保有者の電話番号、会員サイトのパスワード
一つ目は、ドコモ系回線の格安SIMを使うのであればドコモのSIMカードを。
au系の格安SIMを使う場合はauのSIMカード、ソフトバンク系格安SIMならソフトバンクのSIMカードを借りる必要があります。
年齢認証をするSIMカードと実際使用するSIMカード回線を一致させる場合があります。
また、年齢認証に際してSIMカード保有者の電話番号やキャリアのポータルサイトにログインする必要がありますので、その際のログインパスワードも教えて貰う必要があります。
3. Chrome版LINEを使う
スマホでのID検索ができなくても、PC版LINEではID検索をすることが可能です。
友達追加したい相手のIDを知っていれば。PC版LINEでID検索をして友達追加をしましょう。
以前はPC向けのLINEアプリがありましたが、2020年現在ではブラウザのGoogle Chromeの拡張機能のLINEアプリがあるので、そちらを使うとPC版のように使うことができます。
別ウィンドウで開くので、今までと変わらずに利用できます。
4. ふるふるを使う
これは対面の場合のみですが、端末の位置情報を使ってそばにいる相手を友達追加が可能です。
なので、端末の位置情報をONにしましょう。
ふるふるのやり方は、「友だち」→「友だち追加」→「ふるふる」→お互いの端末を振る、またはは画面をタッチする→「友だちを登録する」
これで友達追加が可能です。
5. QRコードで登録する
LINEではQRコードが生成されるので、自分のQRコードを読み込んで貰うか、相手のQRコードを読み込んで友達登録が可能です。
「友だち」→「友だち追加」→「QRコード」→「マイQRコード」→相手に読み込んで貰うまたは読み込む→「追加」
6. 招待メールを送る
ふるふるとQRコードは対面のみですが、離れている友人を追加したい場合は、招待メールを送れば追加が可能です。
「友だち」→「友だち追加」→招待→「SMS」か「Email」を選択→相手を選択して「招待」
まとめ
格安SIMでLINEのID検索をする方法と友達追加をする方法をご紹介しました。
年齢認証するには、いくつかの方法があるのがわかっていただけたと思います。
グレーゾーンな方法もありますが、合法的な方法でも年齢認証は可能なので検討してみましょう。
それが不可能な場合は、パソコン版で検索したり方法はあるのでやってみてください。
このように、追加方法は可能ではありますが、18歳以上であれば格安SIMでもID検索が可能になれば良いですね。