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【追記有】SIMフリーXperia X Performanceはアメリカ版なら国内使用可能かも?

2016年6月2日

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先日、アメリカでXperia Xシリーズの発売日と価格が発表となり、日本国内でもauとソフトバンクが価格を発表しています。

そんな中、やはり気になるのが海外で販売されるSIMフリー版Xperia X Performanceは日本国内で使えるのか?という点だと思いますが、以前『SIMフリーXperia x performanceは要注意?!』というエントリーでもSIMフリー版Xperia X Performanceは技適マークが表示されないのでは?と書きましたが、海外のXperia X Performanceのスペックを再確認してみました。

SIMフリー版Xperia X Performanceは国内使用は無理?
(C)SOGI.com.tw(台湾版となります)

香港・台湾版Xperia X Performanceは使えそうにない

日本にいながらにして、SIMフリースマホを購入しようとした時、一番使われているのではないかと思われるのが、Expansysです。

Expansysは香港のお店なので、当然扱われるのは香港で売られている端末となります。

そこで、香港版のXperia X Performanceのスペックを確認すると、Dual SIMなだけではなく、容量が64GBということがわかりました。

日本で販売されるXperia X Performanceは32GBです。

そう考えると、シングルSIMとDual SIMの違い、そして容量の違いを考えると同じXperia X Performanceでも型番が違うものと考えられます。

これは、Xperia Z5でもありました。日本国内のシングルSIMと海外のDual SIMとシングルSIM。

香港でのシングルSIMは技適マークが表示可能でしたが、Dual SIMの方は技適マーク表示はできませんでした。

同じXperia Z5でもシングルSIMとDual SIMは型番が違ったのですね。

そう考えると、今回の香港で販売されるXperia X Performanceは日本国内で発売されるXperia X Performanceと型番が違うものと思われます。

そして、台湾ですが、台湾で販売されるXperia X Performanceのスペックを確認したところ、香港版と同じくDual SIMの64GBだということがわかりました。

香港版と台湾版はきっと同じ型番なのでしょうね。

そうなると、香港版と台湾版Xperia X Performanceは日本国内では使える可能性がきわめて低いです。

アメリカ版Xperia X Performanceは大丈夫かも?

海外は、香港と台湾だけじゃない!ということで、先日発売日と価格が発表されたアメリカ版を調べてみました。

そうすると、『シングルSIMまたはDual SIM』という表記がありました(source:gsmarena)。ちなみに容量は32GBとのこと。

となると、Dual SIMは難しいとしてもシングルSIMなら、もしかしたら日本国内で販売されるXperia X Performanceと同じ型番かもしれませんね。

こればかりは、実際に販売されてみないとわからないのですが、スペック上からすると同一ではないか、と見られます。

なので、アメリカ版Xperia X PerformanceのシングルSIMなら国内で使える可能性はあります。

イギリスやヨーロッパ版Xperia X Performanceは?

こちらは、正直わかりません。

調べてみたのですが、32GBということはわかったのですが、SIMがシングルSIMなのかDual SIMなのかがわかりませんでした。

シングルSIMだとすると、アメリカで販売されるシングルSIMのXperia X Performanceと同じかなと思うのですが。

これは、海外のソニーの展開なのですが、ソニーはヨーロッパとアメリカを別としてマーケティングしています。これはスマホに限らずソニー製品全般なのですが。

アメリカのソニーは通称・SONAM(ソナム)といい、ヨーロッパとは別なんですね。

ただ、地理的等近いものもあるので、アジアのように全く違うと言うわけでもないのですが。

なので、正直、イギリスやヨーロッパ版Xperia X Performanceがどうなるか読み切れないという部分があります。

なので、こちらは不透明です。ただし、容量がアメリカ版と同じ32GBなので可能性としては "あり" だと思っています。

ソニーに限らず、各メーカーとも販売国に合わせた物にするため、どうしても同じ機種名でも違う型番というのが存在します。

諸外国に比べると、日本は技適マーク問題やキャリア販売が主な手段となるため、ある種特殊なマーケットだと言わざるを得ません。

そう考えた時、Xperia X Performanceに限らず海外で販売されるグローバン版はとても魅力的ではあるけれど、日本のユーザーには "憧れの存在" で終わってしまう可能性がとても高いです。

最近は格安SIMなどもシェアを伸ばしてきているので、この辺の日本の特殊性がもう少しグローバルになってくれればと願うばかりです。

メーカーとしても、そんなにバラバラに作るより、ある程度まとめた方が製造が楽だと思うんですが、どうなんでしょうか。

何はともあれ、今回のXperia X PerformanceのSIMフリー版はアメリカのシングルSIMなら日本国内で使える可能性が高いということだけわかりました。

6月12日追記:海外で発売されるXperia X Performanceは現段階にて全て技適表示が出来ないため、日本国内での使用ができないことがわかりました。

詳しくは、『Xperia Xシリーズ(Xperia X Performance含)のSIMフリーは技適表示不可能』をご覧くらい。

 

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yuna

スマホ好きが高じてスマホサイトを立ち上げました。 日頃は得意の英語を生かして海外のスマホネタもチェックしています。

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