2016年下半期のソニーのフラッグシップモデル、Xperia XZ。
Xperia X Performanceと比べ、カメラ性能が向上し、高い評価を得ているXperia XZを格安SIMでお得に運用したい場合の端末購入はどうしたら良いか検証してみました。
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Xperia XZを格安SIM運用する場合の端末購入方法
Xperia XZを格安SIMで運用したい、と思う方は多いと思います。
そうした場合、Xperia XZ本体をどこで購入するのが一番でしょうか。
私がおすすめする購入方法は、「ドコモの白ロムを購入すること」です。
その理由を、各購入方法のメリット・デメリットを交えてご説明します。
まずは、Xperia XZ購入することからですが、Xperia XZ購入先は下記となります。
- ドコモ、au、ソフトバンクといったキャリア
- 白ロム
- 海外販売のSIMフリー端末
キャリア購入のメリット・デメリット
キャリア購入した場合のメリットを見て見ましょう。
- 端末が故障した時などのサポートが安心
- 分割購入もできる
の2点となります。
では、デメリットを見て見ましょう。
- 2年縛りのないコースは月々の料金が高いことが多い
- 2年縛りで契約すると違約金がかかる
- 分割購入した場合、回線を解約すると月々の端末購入サポートがなくなる
- 購入したキャリア系の格安SIMしか使用できない
まず、2年縛りに関しては、ドコモは2年縛りのないコースも料金は変わりませんが、auとソフトバンクはかなり割高となっています。
そして、仮に2年縛りのないコースで契約しても、各キャリアとも最低契約期間が存在し、それ以前に解約した場合、ブラックリストに入る可能性があり、今後にとても不利となります。
なので、今後のことを考えると最低契約期間は満たした方が良いのですが、ドコモは90日、auは180日、ソフトバンクも180日となっています。
最低契約期間はドコモが一番短く、また、ドコモは2年縛りのないコースも料金は変わらないので一番良いのですが、90日間は回線を使い続ける必要があります。
また、端末を分割購入していた場合、月々サポートや毎月割は適用となりません。
そうした場合、例えばドコモの場合、月々3,402円となりますが、ドコモ回線を使用している場合は月々サポートが適用となり、月々サポート2,054円を差し引いた1,350円が本体価格として支払います。
ですが、回線を解約した場合、毎月の2054円の月々サポートは受けられなくなるので、毎月3,402円の支払いとなります。
そして、回線契約ですが、ドコモの場合90日間は最低契約期間となりますので、この間はドコモの高い料金を払う必要があります。
これを回避するには、一括購入しかありません。
それでも、3月間はドコモの料金を払う必要があるので、安いとは言えませんね。
最後に、購入したキャリア系のSIMしか使用できない、というのがあります。
格安SIMでは現状、ドコモ系とau系なので、ドコモかauで購入するしかありません。
ただ、au系の格安SIMはまだ少ないので、ドコモが一番無難となります。
白ロム購入のメリット・デメリット
白ロム購入の場合のメリットは下記となります
- キャリアで回線契約をしなくていい
- 保証期間内であれば、キャリアに修理を出すことが可能
それでは、白ロム購入のデメリットはなんでしょうか
- 分割購入できない
- 赤ロムを掴むこともある
- auの場合、SIMロック解除をしないと使えない
- キャリア一括購入より価格が高い
- カラーによってはあまり出回っていないことも
となります。
しかし、最初の2点に関しては回避可能です。
白ロム購入は一括購入となりますが、クレジットカードを利用した場合、後から分割払いに変更するなど可能ですので、クレジットカード会社で支払い方法を変更しましょう。
ただし、分割支払いとした場合、分割手数料がかかります。
次に、赤ロムですが、これは購入店により、保証があるところもあり、万が一赤ロムだった場合は白ロム端末に変えてくれたりするなどしてくれるところがあるので、そういったお店で購入すると回避できます。
au白ロムのSIMロック解除は回避のしようがありません。
au白ロム購入時は必ずSIMロック解除が必要です。
しかし、ドコモの場合はSIMロック解除をしなくても格安SIM運用可能です。
なので、白ロム購入するならドコモ版が一番となります。
ただし、キャリア一括購入より高いのは仕方ありませんね。
それでも、キャリアで一括購入しても最低契約期間使うことを考えれば割安となる場合が多いです。
最後の色ですが、白ロムで出るのは無難な色が多いので、ディープピンクは少ないので、色にあまりこだわりがあると少し大変かもしれません。
海外SIMフリー版購入のメリット・デメリット
それでは、海外で販売されているSIMフリー版を購入した場合のメリットはなんでしょう
- 価格が安い
- アップデートがキャリア版より早いことが多く、アップデート対象期間が長い
の2点ではないでしょうか。
価格が安く、アップデートが早く、アップデート対象期間が長いことが多いのはとても嬉しいですね。
しかし、そんなSIMフリー版にもデメリットがあります。
SIMフリー版のデメリットはというと、
- 技適がない
- 修理が必要な場合、国内購入に比べ面倒
- 一括購入のみ
一括購入に関しては、白ロム購入時と同じようにクレジットカードの後から支払い方法変更をすることが可能です。
そして、修理に関しては、購入店により異なりますが、大体は海外へ送る必要があります。
その中で、送付先が国内なのはETORENがあります。
しかし、どうしても回避できない問題として、技適マークがあります。
ご存知の通り、技適マークがないものは日本国内使用は法律により違法となります。
これに関しては、特に罰せられたというケースは見つかっていませんが、あまりおすすめできません。
やはり使うなら、堂々と使いたいですよね。
まとめ
どの購入方法にしても、メリット・デメリットがあります。
しかし、Xperia XZに関してはSIMフリー版は技適マーク問題があるので、おすすめできないため、キャリア購入か白ロム購入の2択と言っても過言ではありません。
そうした場合、最低契約期間や解約といった手間を考えると、ディープピンクなどは数が少ないですが総合的に見て、白ロム購入が一番良いと言えます。
また、白ロム購入の場合はSIMロック解除や格安SIMの回線を考えると、ドコモ版がSIMロック解除の必要がなく、ドコモ系格安SIMは多いので、結論として、「ドコモ版白ロム購入がおすすめ」となります。
白ロム購入をする場合、たくさんのお店を一気に見ることができるムスビーがおすすめです。