新規MVNOとして参入するLINEモバイル。
そのリリース予告はされていましたが、詳細はまだあまり明らかになっていませんでした。
しかし、9月5日には明らかとなるようです。
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LINEモバイルカンファレンスは9月5日
(C)LINE CORP
「LINE CONFERENCE TOKYO 2016」において明らかになった「LINEモバイル」。
あの無料チャットのLINEがMVNO(格安SIM)業界に参入することで話題となりました。
しかし、現時点でわかっていることは少なく、詳細が気になっていましたが、ウォール・ストリート・ジャーナルの望月崇記者が、自身のTwitterにてLINEモバイルカンファレンスの招待状が届いたことを明らかにしました。
LINE。「LINEモバイル」についての記者会見を9月5日に行うと発表。当日、「LINE LIVE」によるリアルタイム配信あり。気になるLINE独自の端末が出てくる可能性については送付された招待状には明記なし。ただ、「タッチアンドトライコーナー」は設けられるとのこと。楽しみです。
— Takashi Mochizuki (@6d6f636869) August 26, 2016
「9月5日に記者会見を行う」と明確にした上で、「タッチアンドトライコーナーが設けられるとのこと」としています。
ということは、9月5日には、LINEモバイルの詳細が明らかになりますね。
現時点でわかっていることだけでも、結構楽しみですが、さらにわくわくしてきますね。
LINEモバイルの嬉しい特徴3つ!
まだ現段階では、LINEモバイルのほんの一部しか明らかになっていませんが、それでもユーザーにとって嬉しい特徴が3つあります。
一つ一つ見て行きましょう。
月々500円から
MVNOはもともと月々の利用料金が安いのですが、LINEモバイルは「500円から」としています。
この500円のコースのデータ通信量などは明らかになっていませんが、十分安いのではないでしょうか。
もちろん、今は0円から使える0 SIMが始まり、FREETELも0円スタートプランを打ち出すなど、さらに低価格化が進んでいますが、LINEが打ち出したのは500円から。
0円で使えるSIMがあるのなら、LINEモバイルの500円は高いように感じますが、0 SIMは月のデータ通信量が500MBまでなら確かにお得なのですが、それ以降は使った分だけ加算されるデータ従量制。
なので、通信量によっては他のプランより高くなる、なんてこともあり得ます。
LINEやSNS通信量はカウントされない
LINEモバイルの一番のポイントはここだと思います。
LINEモバイルでは、自社のLINEやLINE通話、LINE MUSICなどの通信量がカウントされないのです。
LINEサービスを良く使う人にとっては、このLINEサービスでの通信量がカウントされないだけでも嬉しいのですが、なんとTwitterやFacebookといったSNSの通信量もカウントされない、ということです。
この中で通信量を多く使うのは、LINE通話とLINE MUSICではないでしょうか。
LINEは元々無料で通話ができますが、当然のことながらデータ通信量は発生します。
しかし、LINEモバイルでは、このデータ通信量はカウントされないと言うのですから、LINEサービスのヘビーユーザーにとっては、月に何GB節約になるかわかりません。
LINEサービスを使っている人ほどお得となるSIMカードですね。
LINE利用と年齢認証が楽になる
(C)SIMチェンジ
LINEを利用を開始するときには、SMSが必要となるため、SMSオプション付きのSIMカードであることが重要でした。
SMSでアカウント認証ができれば一応、LINEは使えるようになるのですが、それではまだ完全ではありません。
この後に年齢認証を行うことでID検索が可能となります。
LINEにおいて、このID検索というのはとても重要です。
現状では、ドコモやau、ソフトバンクと言った大手キャリアは年齢認証が出来るようになっていますが、MVNOにおいては、この年齢認証が行うことができません。
そのため、MVNOでLINEを使用するには、様々な抜け道で年齢認証を回避するしかありませんでした。
しかし、LINEモバイルなら、LINEモバイルのSIMをセットすると、LINEの引き継ぎの際に、「LINEモバイルをご契約の方」という齢認証画面が表示されるようです。
これは、LINEユーザーにとってはともて朗報と言えるのではないでしょうか。
これはLINE提供社のメリットと言えますね。
現在わかっているLINEモバイルの内容まとめ
では、現在明らかになっているLINEモバイルの内容をまとめてみましょう。
- ドコモ回線のMVNO
- 月500円から
- LINE年齢認証
- LINEサービスやTwitter、FacebookといったSNSのデータ通信量が無料
現時点では、この4点のみとなりますが、それでもユーザーとしてはかなりありがたい内容ですよね。
日本においてチャットはカカオトークなどよりもLINEが主流ですし、TwitterやFacebookを利用しているユーザーもかなりいます。
逆に、スマホで良く使うのは、LINEとSNSと言ってもいいのではないでしょうか。
なので、このLINEとSNSのデータ通信量が無料となるのは、とても重要です。
とはいえ、最近はb-mobileが個人向けMVNOを撤退するというニュースもあり、MVNOもサービスが激化している状況なのでLINEモバイルには頑張って欲しいですね。
とりあえず9月5日が楽しみですね。
source:@mochi_wsj、LINE CORP、SIMチェンジ