セカンドディスプレイ搭載として話題を集めているLG V20。
日本ではLG V20をベースとしたisai Beatをauが、V20 Proとしてドコモが発売することになりました。
その中で、auのisai Beatが11月18日に発売となるので、海外のLG V20、isai Beat、V20 Proの比較をし、V20 Proとどちらが買いとなるかみてみました。
Contents
LG V20、isai Beat、V20 Pro 比較
LGが出した、セカンドディスプレイ搭載スマホ、LG V20。
海外でも、韓国版と同じLG V20が発売となりましたが、日本ではauが、auオリジナルのisai Beatとして、ドコモはV20 Proとして発売することになりました。
auもドコモもLG V20をベースとした日本バージョンとなり、本家LG V20とは違うスペックになった他、同じ日本バージョンでもisai BeatとV20 Proでは若干スペックが違うものとなりました。
そこで、本家LG V20とauのisai Beat、ドコモのV20 Proを比較してみます。
LG V20、isai Beat、V20 Pro スペック比較
まずは、LG V20、isai Beat、V20 Proのスペックを比較してみましょう。
LG V20 | isai Beat | V20 Pro | |
OS | Android7.0 | Android7.0 | Android7.0 |
ディスプレイ | 5.7インチ 2,560×1,440ピクセル | 5.2インチ 2,560×1,440ピクセル | 5.2インチ 2,560×1,440ピクセル |
サイズ | 78.1×159.7×7.6mm | 72×149×8.0mm | 72×149×7.9mm |
重さ | 174g | 146g | 140g台 |
CPU | Snapdragon 820 2.2GHz+1.6GHz クアッドコア | Snapdragon 820 2.2 GHz + 1.6 GHz クアッドコア | Snapdragon 820 2.1 GHz + 1.5 GHz クアッドコア |
メモリ | 4GB | 4GB | 4GB |
容量 | 64GB | 32GB | 32GB |
カメラ | 1600+800万画素/500万画素 | 1600+800万画素/500万画素 | 1620+820万画素/510万画素 |
バッテリー | 3,200mAh | 3,000mAh | 2,900mAh |
防水 | × | ○ | ○ |
海外のLG V20と日本バージョンで一番違うのはディスプレイサイズとなります。
LG V20は5.7インチと大画面となっていますが、isai Beat、V20 Proは一回り小さい5.2インチとなっています。
ディスプレイサイズが違うということは、当然ですが本体サイズも変わってくるので、サイズが一番大きいLG V20が一番重くなっています。これは当然ですね。
そしてCPUですが、どれもSnapdragon820のクアッドコアであることは同じなのですが、V20 Proのクロック数が若干違います。この差はベンチマークでどう影響するのでしょうか。
容量です。LG V20は64GBとなりますが、isai Beat、V20 Proともに32GBとなります。この辺が少しもったいないかな?と思わなくもないですね。
カメラはどれもデュアルカメラですが、LG V20とisai Beatは同じ画素数となり、V20 Proが若干良い画素数となっていますが、肉眼で見るには違いを感じることができるほどではありません。
また、バッテリーはそれぞれ違うのですが、LG V20はサイズが大きいので別としても、isai BeatとV20 Proは100mAh違います。これはV20 Proの方が本体が若干薄めとなっているためだと思われます。
ただ、この100mAhの違いがバッテリー持ちとなった場合に、どれだけの違いとなるかは不明です。
最後に海外のLG V20と日本バージョンの違いは防水と言えます。LG V20は防水対応にはなっていませんが、isai Beat、V20 Proともに防水対応となっています。
この辺は日本らしいな、と言えますね。
まとめると、LG V20と日本バージョンとの違いはそこそこあるのですが、同じ日本バージョンであるisai BeatとV20 Proは若干の違いはあるものの、それほど大差のないスペックとなっています。
こうなると、isai Beatを買うかV20 Proを買うかは、「自分が使いたいキャリアで買う」という決め方となりますね。
LG V20、isai Beat、V20 Pro デザイン比較
スペックの違いを見てきましたが、3機種のデザインに違いはあるのでしょうか?
1つずつ見て行きましょう。
LG V20のデザイン
(C)LG전자
カラーバリエーションはシルバー、チタン、ピンクの3色となります。
isai Beatのデザイン
(C)au KDDI
デザインを見ると、海外のLG V20と変わらないですね。背面のロゴが"isai"になり、サイズが小型化されただけのような感じです。
ちなみにカラーバリエーションはチタンとゴールドになります。ピンクがなくなったのは女性は残念ですね。
V20 Proのデザイン
(C)ドコモ
デザインとしては、isai Beatと変わりありません。"isai" のロゴが "docomo" に変わっただけです。
ただし、残念なことにカラーバリエーションはチタンのみとなります。
せめて、isai Beatのように男女ともに使えるゴールドが欲しかったですね。
先ほど、isai BeatとV20 Proのどちらを買うかは、「自分が使いたいキャリアで買う」と書きましたが、色にこだわりがある人は「ゴールドの有無」も入ってくるかもしれません。
本体カラーは確かにケースをするとあまり変わらないものではありますが、正面から見た場合のベゼルの色が違ってきますので、気になる人は気になるかもしれません。
LG V20、isai Beat、V20 Pro 比較まとめ
LG V20、isai Beat、V20 Proをスペックとデザインから比べてみましたが、isai BeatとV20 Proはまるで双子ですね。
わずかな差しかありませんでした。
LG V20と比べると、日本バージョンはディスプレイの小ささとバッテリーの若干の違い、容量の違いはありましたが、ディスプレイサイズが0.5インチ違う以外は大差がなく、逆に小さくなっても防水に対応となっているのは日本バージョンの良さと言えますね。
日本でisai BeatとV20 Proのどちらが買いかは、「スペックの違いより、ゴールドの有無とキャリア」になり、どちらを買っても変わりないと思います。
ただ、isai BeatもV20 Proも申し分のないスペックではありますが、なぜ日本ではLG V20がそのまま出なかったのか、少し気になるところではあります。
今回の記事に関連する記事:
『LGがセカンドディスプレイを搭載したLG V20を正式発表!スペックまとめ!』
『auが2016年秋冬モデルとしてXperia XZとLG V20の日本版Isai Beatを発表!』
『ドコモが2016-2017冬春モデル発表!Xperia XZやXperia X Compact、LG V20日本版も!』