9月上旬に正式発表となるiPhone7。
正式名称も「iPhone6 SEになるのでは?」と言った情報が出ながらも、先日、「正式名称はiPhone7」という情報が入って来たばかりですが、今度はiPhone6 SEのGeekbenchと化粧箱がリークされました。
iPhone6 SEのGeekbenchスコアがリーク
(c)iNews
iPhone7の正式名称に関して、「iPhone6 SEになるのでは?」という噂は出ましたが、つい先日、「正式名称はiPhone7」という情報が入って来たばかりです。
しかし、その情報を覆すかのように、「iPhone6 SE」とされる機種のGeekbenchスコアが発見されました。
スコアはシングルコアが3042、マルチコアが5210となっています。
画像を見るとわかりますが、OSはiOS10となり、モデル名はiPhone6 SEとなっています。
となると、やはり正式名称はiPhone6 SEになるのでしょうか?
ちなみに、iPhone6sのGeekbenchはシングルコアが2539、マルチコア4421だったので、もしこのGeekbenchスコアが本物だとしたら、パフォーマンス的には一回りほどアップしたと言えます。
ただ、どこか怪しさが残るのも事実です。
なので、ブラウザ上のGeekbenchでiPhone6 SEと検索してみたのですが見当たりませんでした。
となると、やはりこのGeekbench画像はフェイクということでしょうか。
iPhone6 SEと記載された化粧箱の画像がリーク
(C)MacRumors
iPhone6 SEと称されたGeekbenchスコアが発見されると同時に、iPhone6 SEと印刷された化粧箱の画像がリークされました。
この画像を公開したのは、@KK低調氏で、それをMacRumorsが報じました。
しかし、この画像、どこか怪しいんですよね。
まず、上記の画像のiPhone6と記された後の”SE” の表記。
けれど、もっと怪しいのが裏側です。
(C)MacRumors
赤の矢印が入っているところを見て貰うとわかりますが、やはり"SE" の表記の不自然さ、そして"A1758"と記された文字のフォントが明らかに前後の文字と異なります。
また、背景色も周囲と微妙に違います。
これはPhotoShopなどで加工するとなるんですね。
それでも、プロが加工すればもう少し見極めにくい精巧が画像が出来ると思うのですが、今回リークされた画像は素人が見ても明らかに不自然さを感じます。
iPhone6とiPhone SEの画像を合成したかのようです。
(C)MacRumors
こちらの画像を見ていただいてもわかるのですが、やはり"SE" の部分のフォントが"iPhone" の文字のフォントと微妙に違うんですよね。
インターネット上の文字フォントを調べることは可能ですが、画像に使われているフォントに関しては難しいです。
なので、似たようなフォントを用いるのですが、やはりフォントというのは一つ一つ違うので、加工をするとどうしても不自然さは出てしまいます。
これは、レタッチの経験のある方はわかるのではないでしょうか。
管理人もこの画像を見た時に「フェイクかな」と思いましたが、この画像情報を伝えたMacRumorsもハッキリと「フェイク」と断言しています。
@KK低調氏は今までもiPhone7関連の情報をリークしていますが、今回のは少し怪しすぎます。
そして、iPhone6 SEと称されたGeekbenchスコアの発見と、まるでタイミングを計ったかのようですね。
意地の悪い見方をすれば、「正式名称はiPhone7」という情報が出たので、それに対することでiPhone6 SEと称したものをリークしてきたようにも取れなくありません。
どちらにしても、9月7日にはイベントで正式に発表されると言われているので、正式名称がiPhone7なのか、iPhone6 SEとなるのかはっきりします。
Appleの正式発表が楽しみですね。
source:iNews via Phone Arena、MacRumors
今回の記事に関連する記事:
『次期iPhoneの正式名称はiPhone7とiPhone7 Plus!発売は9月23日?』
『iPhone7の名称はiPhone6SE?画像と価格が再びリーク!』