発売されたばかりのサムスンのGalaxy Note7。
日本発売はまだなので、気になっている方も多いと思います。
今回、Galaxy Note7と発売から1年たつiPhone6sのスピードテストをご紹介します。
Galaxy Note7とiPhone6sスピードテスト
発売されたばかりで、「2016年下半期ベストスマホ」と言われているGalaxy Note7。
確かに、Galaxy Note7は、サムスンらしい先端を行くスマホと言っても過言ではないスペックがメガ盛りとなっていて、間違いなくフラッグシップモデルとなっています。
けれど、スマートフォンに限らず機械物というのはスペックの数字だけではわからないものがあります。
実際の使用感やスピードなど、これは手にしてみないとわからないところですよね。
今回、その気になるGalaxy Note7のスピードテスト動画が掲載されており、昨年Appleが発売したiPhone6sと比較されていました。
Galaxy Note7とiPhone6sでは、数字で見るスペックは格段の差があります。
Galaxy Note7はCPUにSnapdragon820。メモリ4GBでディスプレイ解像度は2560×1440と本当に先端を行くスペック。
対するiPhone6sは発売から1年経っているとは言え、CPUはApple A9、メモリ2GBでディスプレイ解像度は1334×750。
CPUはAppleは独自のなので、比較しにくいかもしれませんが、Galaxy Note7のメモリはiPhone6sの倍で、ディスプレイ解像度も約、倍となっています。
数字で見ると、iPhone6sがとても古くさく、もっさりしているのでは?という印象を受けますよね。
しかし、今回のGalaxy Note7とiPhone6sのスピードテストで、それはあっさりと覆されました。
それでは、Galaxy Note7とiPhone6sのスピードテスト動画をご覧下さい。
動画内では、Galaxy Note7とiPhone6sで同じアプリを用意し、同じ動作をしていきます。
まずはキャッシュのない状態から、アプリ起動を1周し、次に2周目として、キャッシュのある状態で同じアプリを再度立ち上げていくというものです。
Galaxy Note7のスペックはiPhone6sの倍なのだから、スピードもiPhone6sの倍、となるはずが倍のスピードになるどころか、逆にiPhone6sに完敗という結果に終わっています。
アプリを2周するのに、iPhone6sは1分51秒70で終わったのに対し、Galaxy Note7は2分49秒89と約1分の差をつけられて完敗。
これは、スペックだけ見たらあり得ない結果ですよね。ですが、これがスマホのわからないところなんですね。
iPhone6sがGalaxy Note7よりも低いスペックで高結果で終わっているのは、これは「ハードウェアとソフトウェアを同じ会社が作っているから」と言えると思います。
Galaxy Note7はOSはGoogleのAndroid。対するiPhoneはApple独自のOSであるiOS。
つまり、Galaxy Note7は入れ物だけ自社で作って中身は借りてきている状態であるのに対し、iPhoneは入れ物も中身も自社で作っています。
これの強みというのは、OSにあったハードウェアを作れるということ。
ハードウェアがOSの良い点を引き出しているんですね。
対するディスプレイに関しても、AppleはiPhoneに限らずMacで昔からディスプレイが綺麗なことで有名です。
WindowsとMacの両方を使ったことのある方ならわかると思いますが、Macはとにかくディスプレイが綺麗です。
最近は、Retinaディスプレイで有名ですね。
ディスプレイは解像度も大切だけれども、「いかに綺麗に見せるか」という技術も必要となってきます。
iPhoneは、Appleのそんな技術力がいかされたスマホだと思っています。
実際、管理人はいつもAndroidとiPhoneの併用をしています。決してiPhoneが最新のモデルと言うわけではありませんが、どんなにスペックの良いAndroidと比べてもiPhoneがもっさり感じたり、ディスプレイが綺麗ではない、と思ったことはありません。
今回のGalaxy Note7の結果は、Galaxyファンの方にはショックかもしれませんが、スマホというのは、総合的使用感や個人的好みで選ぶものですし、比較したiPhoneとは土台が違うので、少しフェアではなかったかもしれません。
しかし、「スマホというのは、スペックだけではわからない」ということを裏付ける結果となったと思います。
source:Cult Of Mac