先日発売になった、サムスンのGalaxy Note7。
そのGalaxy Note7のはじめてのベンチマークが公開されていたのでお伝えします。
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Galaxy Note7のベンチマークスコア
(C)GSM Arena
既に予約開始となった地域もある、Galaxy Note7。
日本のユーザーの間でも、とても注目の機種ですよね。
そのGalaxy Note7の初のベンチマークがGSM Arenaで公開されていたのでご紹介します。
比較対象機種に、日本のユーザーにもおなじみのGalaxy S7 edgeが入っているので予想がつきやすいと思います。
なお、比較機種の中に、Galaxy S7 edgeがExynosとSnapdragonと2モデルありますが、日本で発売されているGalaxy S7 edgeはSnapdragonとなります。
AnTuTu6のベンチマーク
まずは、AnTuTu6でのベンチマークです。
(C)GSM Arena
ご存じのように、AnTuTuは3DグラフィックやRAM、CPUなどの性能を幅広く、総合的に計測します。
Moto Z DroidやOnePlus3には負けましたが、Galaxy S7 edgeにはわずかですが上回りました。
Basemark OS2.0のベンチマーク
(C)GSM Arena
こちらは、Basemark OS2.0のベンチマークです。
Basemarkは主に処理性能を測定します。
こちらでは、Galaxy Note7がMoto Z Droidと僅差で並んでおり、OnePlus3と随分差をつけました。
日本で発売されているGalaxy S7 edgeは、OnePlus3と僅差なので、こちらのベンチマークでもGalaxy Note7がGalaxy S7 edgeを上回りました。
つまり、処理性能が高いということですね。
GeekBench3 マルチコアのベンチマーク
(C)GSM Arena
こちらもおなじみのGeekBenchのマルチコアでのベンチマークです。
CPUやメモリの処理能力を測定します。
GeekBenchでは、Huawei P9 PlusとグローバルモデルのGalaxy S7 edgeがトップとなっています。
Galaxy Note7はそれより若干遅い感じではありますが、日本で発売されているGalaxy S7 edgeと比べるとはるかに上回っています。
GeekBench3 シングルコアのベンチマーク
(C)GSM Arena
こちらは同じGeekBenchでもシングルコアのベンチマークです。
GeekBenchのマルチコアではなかなかの高スコアだったGalaxy Note7ですが、シングルコアだと一転して、Galaxy S7 edgeより下回ります。
面白いのが、先ほどのマルチコアで一番高スコアだったHuawei P9 Plusが最下位になっています。
マルチコアのベンチマークと真逆の結果となっていますね。
GFX 3.1 Manhattanのベンチマーク
(C)GSM Arena
こちらは、3DグラフィックスのベンチマークであるGFXBenchmarkの1080ピクセルでのベンチマークです。
GFXBenchmarkでは、日本で発売されているGalaxy S7 edgeがMoto Z Droidと並んでトップとなり、Galaxy Note7のスコアはそれをはるかに下回ります。
GFX 3.1 Car scene オフスクリーンのベンチマーク
(C)GSM Arena
こちらも同じく、GFXBenchmarkとなります。
こちらでも、日本で発売されているGalaxy S7 edgeが上位についているのに対し、Galaxy Note7はかなり下回っています。
グローバルモデルのGalaxy S7 edgeをわずかに上回っているに過ぎません。
Galaxy Note7ベンチマークまとめ
スマホ端末のベンチマークを計測する有名どころで、Galaxy Note7を計測した結果でした。
3DグラフィックスのGFXBenchmarkでは予想外の低さとなりましたが、スマホ端末の総合的スコアを見れるAnTuTuではOnePlus3などと比べると若干下回る結果となりましたが、BasemarkやGeekBenchのマルチコアでは高スコアを出しました。
なので、Galaxy Note7は、3Dグラフィックス性能は若干弱いものの、総合的に見た場合、Galaxy S7 edgeをわずかではありますが上回る高性能な端末と見て良いと思います。
日本での発売が待ち遠しいですね。
source:GSM Arena