まもなく、IIJmioやNifmoから予約開始となる、富士通の格安SIMフリースマホ・arrows M03。
タフなスマホとして注目を浴びているarrows M03ですが、前モデルarrows M02との違いはどうなのでしょうか?
スペックや外観などを比較してみました。
Contents
arrows M03とarrows M02の比較
まもなく発売されるarrows M03と2015年10月末に発売となったarrows M02。
おサイフケータイの使える格安SIMフリースマホとして人気のarrows M02ですが、arrows M03はどう変わったのでしょうか。
arrows M02とarrows M03の違いを徹底比較してみます。
arrows M02とarrows M03のスペック比較
まずは、arrows M02とarrows M03のスペックから比較してみたいと思います。
arrows M02 | arrows M03 | |
OS | Android 5.1 | Android 6.0 |
CPU | Snapdragon410 MSM8916/1.2GHz 4コア | Snapdragon410 MSM8916/1.2GHz 4コア |
RAM | 2GB | 2GB |
容量 | 16GB(microSDHCで最大32GBまで拡張可能) | 16GB(microSDHCで最大200GBまで拡張可能) |
ディスプレイ | 5.0インチ(1280×720 HD/有機EL) | 5.0インチ(1280×720 HD/IPS) |
カメラ | 810万画素/240万画素 | 1310万画素/500万画素 |
バッテリー | 2,330mAh | 2,580mAh |
本体サイズ | 141×68.9×8.6mm | 144×72×7.8mm |
重さ | 149g | 141g |
おサイフケータイ | ○ | ○ |
カラー | ブラック、ホワイト、他限定色 | ブラック、ホワイト、ピンク、他限定色 |
これを見ると、CPU、メモリ(RAM)、容量はarrows M02から据え置きとなっていることがわかります。
1年経っているので、もう少し違いがあると良かったかもしれません。
しかし、大きく変わったのはカメラですね。
arrows M02はメインカメラでも810万画素と低い画素数でしたが、arrows M03はメインカメラが1310万画素となり、インカメラでも500万画素と大きく飛躍しました。
arrows M03で飛躍したのは画素数だけではありません。
ソニーのCMOSセンサーを採用し、F値2.0。
室内でも綺麗に撮れる、として、富士通独自の画像処理エンジン「GRANVU(グランビュー)」を採用するなど、カメラに力を入れた結果となっています。
しかし、ディスプレイは有機ELからIPS液晶へと一見格下げのように見えますが、arrows M03はバッテリー持ちを良くするためにIPS液晶へと変えたものと思われます。
有機ELは綺麗なのですが、バッテリー消耗が激しいなどのデメリットがあるため、今回のarrows M03は少ないバッテリーで「3日間持つ」を実現するためにIPS液晶へと変えたのではないかと推測されます。
また、容量はarrows M02、arrows M03ともに16GBと変わりはありませんが、外部メモリでの拡張が32GBから200GBと大きくなっています。
画像や音楽などを扱うと容量はすぐにいっぱいになってしまいますが、外部メモリで200GBまで拡張可能なら容量の心配はしなくても済みますね。
その他、上記スペック表にはありませんが、変わった点をあげると、arrows M03はWi-Fiの5Ghzに対応しています。
無線LANなどでスマホを良く使う方で、ルーターが5Ghzに対応している方はarrows M03だと速度が速くなります。
そして、arrows M03はワンセグ対応ということで、スマホでテレビを観ることができます。
外出先などで、「少し観たい番組があるけれど」と言った時に、ワンセグ対応だと観逃すことがないので良いですね。
しかし、arrows M03の売りというのは、そういった目に見えるスペックだけでなく、防水・防塵、米軍規格準拠の耐久性にあると言えます。
なので、arrows M02からの一番の変化というのは、そういったタフさとなりますね。
arrows M02とarrows M03のデザイン比較
まず、arrows M02のデザインを見てみましょう。
(C)Fujitsu
arrows M02は富士通のハイスペックモデルでよく見られる角張ったデザインです。これは富士通のデザインの特徴と言えるかもしれません。
それでは次にarrows M03のデザインを見てみましょう。
(C)Fujitsu
従来の富士通のデザインとは違い、角に丸みが見えます。
角ばったデザインと丸みのあるデザインに関しては、好みがあるのでどちらがいいとは一概には言えません。
arrows M03は従来の富士通のスマホデザインとは一線を画していますが、それはタフネス実現のための変化です。
本体が傷つきにくいように、0.3mmの淵をたて、トップやボトムパーツも塗装が剥げにくい耐摩耗性のフッ素系ハードコーティングを施すなど、とにかく丈夫というこだわりで作られています。
そして、スマホの一番の弱点とも言えるディスプレイですが、arrows M03は耐傷性の優れたディスプレイを採用しています。
長年使用していると、塗装が剥げてきたりということもありますよね。その塗装が剥げにくいというのはいつまでも綺麗なままで使用できるので気持ちいいですね。
また、何よりもディスプレイが傷つきにくくなっているというのはとても大きな魅力となるのではないでしょうか。
スマホで一番修理に出されるのは、ディスプレイです。
修理に出さないまでも、「ディスプレイに小さな傷がついた」というのは、スマホユーザーならよくあることではないでしょうか。
そのディスプレイに傷をつけないように、また割らないようにと強化ガラスフィルムが売られていますが、元のディスプレイの強度が強ければ普通の液晶保護フィルムで済みますよね。
このように、arrows M03のデザインの変化の裏には、arrows M03の売りである「タフネス」があることがわかります。
arrows M02とarrows M03比較まとめ
スペックとデザインの両面からarrows M02とarrows M03を比較してみましたがいかがでしょうか。
確かに、CPUなど少しでもいいから進化していれば...と思う点もあります。
しかし、arrows M03は目に見えるスペックではなく、一見見落とされがちな点が大きく進化したと言えます。
スマホを長く使いたいなら、やはりタフネスというのは重要ではないでしょうか。
「arrows M03は買いか?」という質問をされたら、管理人は「買いである」と答えます。
家電量販店
- エディオン
- ケーズホールディングス
- コジマ
- 上新電機
- ソフマップ
- ノジマ
- PCデポ
- ビックカメラ
- ヤマダ電機
- ヨドバシカメラ
MVNO
- IIJ
- mineo
- スマートモバイル
- Smart Labo
- DMM mobile
- NifMo
- BIGLOBEスマホ
- UQ Mobile
- 楽天モバイル
今回の記事に関連する記事: