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AirPodsの商標登録を申請していたのは、やはりAppleだった!

2016年7月16日

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iPhone7では、3.5mmイヤホンジャックが廃止になる、とずっと噂されてきました。

昨日ご紹介したショートムービーでもイヤホンジャックホールがないことが確認できました。

それに伴い、最近では、Lightning端子のEarPods画像がリークされたりしていましたが、昨年AirPodsの商標登録が申請されたというニュースがあったのを覚えていますか?

しかし、申請していた会社名がAppleではなく、無名の会社だったのですが、今回、そのAirPodsの商標登録を申請していたのは、やはりAppleだったことが明らかになりました。

無名の会社がAppleだと思われていた理由

AirPodsの商標登録申請はやはりAppleだった!

(C)MacRumors

ことの始まりは、昨年の秋に、無名の会社が複数の国で「AirPods」の商標登録を申請したことに始まります。

このAirPodsの申請をした会社が、"Entertainment in Flight LLC" という無名の会社でした。

しかし、この申請の裏にはAppleがいるのではないか、と当時MacRumorsは報じていました。

その申請が下記となります。

AirPodsの商標登録申請はやはりAppleだった!

(C)MacRumors

商標名は "AirPods" となっており、会社名が "Entertainment in Flight LLC" となっているのがわかりますね。

この商標名の "AirPods" のAirといい、Podsといい、AppleのMacBook AirやiPad Air、そしてEarPodsを連想しますよね。

特にAirとつく商品名はAppleしか思い浮かびません。

そして、この申請をした会社のメールアドレスがGmailだったということで、いくら無名の会社でもあり得ないよなぁ、というものでした。

Appleのペーパーカンパニーというのは、Gmailアドレスを使っているそうなので、この無名の会社も同様なため、Appleのペーパーカンパニーでは?と思われたそうです。

また、特許出願の仕方が、ジャマイカで登録してからアメリカに出願という順番だったそうで、この順番というのはAppleがよく使う手順と同じだったそうです。

そして、Appleという社名で申請を行わないのは、過去に、iPadやCarPlayといった製品名を登録する際にも、このようにペーパーカンパニーを使用して登録していたそうです。

このことから、当時からMacRumorsはこのEntertainment in Flight LLCという会社はAppleなのではないか、と報じていました。

Appleだと判明したのは書類の署名から

上記のように、Appleではないか、と思われながらも確証がないままだったのですが、それが今回Appleだと判明したのは商標審査官への書類の署名からだそうです。

その書類というのが、商標審査官がEntertainment in Flight LLCへの質問に対して、Entertainment in Flight LLCが回答した書類だそうです。

そこには下記のようなサインが。

AirPodsはやはりAppleだった!

(C)MacRumors

こちらが、AirPodsトレードマークの書類の署名欄。

肩書きがマネージャーとなり、ジョナサン・ブラウンと記されています。

日付けは今年の7月7日になっていますね。

そして、下記がラムバス裁判所ファイルにある署名欄です。

AirPodsはやはりAppleだった!

(C)MacRumors

"ラムバス社・訴訟弁護士、ジョナサン・ブラウン" と記されています。

このジョナサン・ブラウンという名前は、特に珍しい名前ではありません。

アメリカにおいて、ジョナサンという名前はありふれているし、ブラウンという名字もありふれています。

なので、MacRumorsもいくつかの署名を見て、Appleの上級企画弁護士のジョナサン・ブラウンと同一人物である、と判断したそうです。

アメリカは日本と違い印鑑はなく、サインとなるのですが、このサインというのは個人の癖がかなり出る物です。

というか、文字というのは真似されやすいので、サインをするときは敢えて癖を出してサインするんですよね。

この癖が、他人からは「なんて書いてあるかわからない」なんてことも普通です。

このジョナサン・ブラウン氏のサインも、ジョナサンという部分は普通に書かれていますが、ブラウンの部分は省略しており、特徴のある書き方をしていますね。

欧米人のサインを見慣れている目で見ると、このサインは「同一人物では?」とやっぱり思いますね。

もちろん、真似てサインしていれば別ですけれど...。

それがあるので、MacRumorsはいくつもの書類を見たのだと思います。

人のサインを真似するのは、簡単そうでいて、それほど簡単でもありませんから。まして、何枚もになると余計です。

つまり、この署名欄のサインから、Entertainment in Flight LLCというのはAppleのペーパーカンパニーだと判明したわけですね。

ということは、Entertainment in Flight LLC=Appleとなりますから、AirPodsの商標登録をしたのはAppleだったということになります。

AirPodsがAppleなら、Lightning端子のEarPodsはあり得ない

AirPodsは、ワイヤレスのイヤホンです。

ワイヤレスなのなら、当然Lightning端子を使用するはずがありませんよね。

なので、昨日もお伝えしたLightning端子のEarPods画像というのはフェイクということになります。

ただ、このAirPodsがAppleのものだとわかりましたが、iPhone7に同梱されるかはわかりません。

今までは、iPhoneにはEarPodsが付属していましたが、iPhone7からはどうなのでしょうか。

AirPodsが同梱になるかは、今はわかりませんが、最近出回っていたLightning端子のEarPodsというのがフェイクだったということだけはハッキリしましたね。

source:MacRumors

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yuna

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