9月12日に新iPhoneが発表されることが明らかになりました。
そこで、現在のiPhoneから新しいiPhoneへデータ移行する方法をパソコンを使用した方法とiPhoneのみで行う場合、それぞれの方法をご紹介します。
iPhoneのデータ移行で注意すること
iPhoneからiPhoneのデータ移行自体は、それほど難しくはありませんが、FacebookとLINEに関しては事前に注意が必要です。
FacebookとLINEに関しては、別記事にてご紹介したいと思います。
また、iTunesで購入した音楽は新しいiPhoneでも問題ありませんが、自分でCDなどから保存した音楽に関しては別途データ移行する必要があります。
こちらに関しても、別記事にてご紹介したいと思います。
→ iPhone機種変に使える!iPhoneで使えるUSBメモリー4選!
ゲームに関してもゲームによっては準備が必要な場合がありますので、各ゲームでバックアップを取って下さい。
パソコンを使ったデータ移行方法(iTunes)
WindowsパソコンまたはMacを持っている方はiTunesを利用してデータ移行をすることができます。
iTunesは下記からダウンロードできます。
パソコンとiPhoneをLightningケーブルで接続し、iTunesを立ち上げます。
ほとんどの場合は、iPhoneを接続した時点で自動的にiTunesが起動すると思いますが、起動しない場合は自分で起動させて下さい。
起動したiTunesの画面をiPhoneのバックアップ画面にするには、画面上部にあるiPhoneのアイコンをクリックします。
iPhoneのバックアップ画面になったら、まずiTunesとiOSが最新バージョンになっているかを確認して下さい。
最新バージョンでない場合は、最新にして下さい。
また、iPhoneの設定で「iPhoneを探す」はオフにしておく必要があります。
iTunes、iOS共に最新となっていて、"iPhoneを探す" がオフになっていることを確認したら、iPhoneのバックアップを取ります。
iTunesで "バックアップ" 欄の 「今すぐバックアップ」 をクリックします。
しばらくするとバックアップが終わりますが、途中で下記のような表示が出た場合は、「Appのバックアップを作成」をクリックします。
バックアップが完了したら、iTunesの "バックアップ" 欄の 「バックアップを復元」 をクリックします。
すると、次のような表示が出るので、「復元」をクリックします。
後は、iPhoneで指示に従って操作すればデータ移行は完了です。
なお、iTunesではバックアップできないものもあります。
下記はiTunesでバックアップできないので注意して下さい。
iTunesでバックアップできないものは下記となります。
- App Store・iTunes Storeからダウンロードしたアプリやコンテンツ
 - iBooksに直接ダウンロードしたPDF
 - iTunesから同期したコンテンツ(曲や写真)
 - 着信音
 - iCloudフォトライブラリなどに保存された写真・ビデオ
 - Touch IDのデータ
 - Apple Payの情報と設定
 - ヘルスケアアプリの情報
 - Safariなどで保存したパスワード(キーチェーン)
 - Safariの履歴
 - Wi-Fiの設定
 
iPhoneだけでデータ移行する方法(iCloud)
手元にパソコンがない場合は、iCloudを利用してデータ移行することができます。
iCloudでバックアップできるものは下記となります。それ以外はバックアップできませんので注意して下さい。
- アプリ・曲・映画・ブックの購入履歴
 - 写真とビデオ(iCloudフォトライブラリ無効時)
 - デバイスの設定
 - アプリのデータ
 - ホーム画面の配置
 - SMS・MMS・iMessageのメッセージ
 - 着信音
 - ビジュアルボイスメールのパスワード
 - 動作状態データ
 - ホームキットの構成
 
iTunes同様、自分でデータ移行した音楽、Wi-Fi設定などはバックアップされません。
iCloudでデータ移行するのは簡単ですが、無料で使えるのは5GBまでとなりますので注意して下さい。
なお、5GB以上となった場合のiCloudの料金は下記の通りです。
| 5GB | 無料 | 
| 50GB | 130円 | 
| 200GB | 400円 | 
| 2TB | 1,300円 | 
iCloudへのバックアップの取り方は、iPhoneの「設定」をクリックします。
続いて、Apple IDへログインします。
Apple IDへログインしたら、「iCloud」をタップします。
iCloudでバックアップを取りたいものを右側へスライドし緑色にします。
これで良ければ、「iCloudバックアップ」をタップします。
次のiCloudの画面で、iCloudバックアップがオン(緑色)になっていることを確認したら、「今すぐバックアップを作成」をタップします。
これでiCloudでバックアップできましたので、後は新しいiPhoneの設定からiCloudへログインし、バックアップから復元します。
iPhoneのバックアップは機種変時だけでなく、iPhoneが急に故障した時などにも必要となりますので、定期的にバックアップを取っておくことをおすすめします。
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