Appleが9月7日(日本時間9月8日午前2時)、待望のイベントを開催し、その中でiPhone7の発表を行いました。
名称はiPhone7とiPhone7 Plusで9月16日発売開始、予約は9月9日からとなります。
それでは、発表の内容をご紹介します。
Contents
- 1 iPhone7発表内容
- 1.1 ホームボタンは感圧式に
- 1.2 カメラはフラッシュ増設でiPhone6s比で50%明るく!
- 1.3 ディスプレイは輝度25%増のRetina HDディスプレイ
- 1.4 イヤホンはLightning端子のEarPodsで変換アダプタも同梱
- 1.5 Apple Pay対応でFeliCaにも対応
- 1.6 プロセッサーはA10搭載
- 1.7 バッテリーはiPhone6sより2時間長く
- 1.8 カラーバリエーションは、2つのブラック追加で5色展開
- 1.9 ストレージは32GB/128GB/256GB
- 1.10 9月9日予約開始、9月16日発売
- 1.11 iPhone7とiPhone7 Plusの価格
- 1.12 IP67の防水・防塵
- 2 iPhone7とiPhone7 Plusまとめ
iPhone7発表内容
iPhone7は名称問題から、イヤホンなど様々な噂が飛び交っていたiPhone7をAppleが正式に発表しました。
それでは、iPhone7はどんな機種になるのでしょうか。
ホームボタンは感圧式に
iPhone7のホームボタンは感圧式になります。
感圧式ホームボタンは従来のように"押す"必要はなく、触れることで押したような反応を返します。
なので、今までのように、「ホームボタンが壊れた」、ということがグッと減りますね。
カメラはフラッシュ増設でiPhone6s比で50%明るく!
カメラは1200万画素、F1.8のレンズを搭載。
しかし、iPhone7のカメラの驚きはフラッシュにありました。
LEDフラッシュを4つに増設し、iPhone6sと比べた場合、50%明るくなるということです。
イメージプロセッサーも新しくなり、ホワイトバランスの調整やノイズ除去なども進化。
また、光学式手ぶれ補正搭載で、今までよりもさらに綺麗な写真を撮ることができるようになりました。
さらに、iPhone7 Plusはワイド用と望遠用の2つのレンズを搭載した、デュアルカメラとなっています。
望遠用レンズが搭載されたことにより、光学ズーム2倍に対応。
そして、新開発のデジタルズームを併用することで、最大10倍までのズームまで可能ということです。
ポートレートモードを選択すると、一眼レフカメラのようにボケ感のある写真を撮ることも出来ます。
(iPhone7 Plusで撮影されたボケ感のある写真)
ディスプレイは輝度25%増のRetina HDディスプレイ
ディスプレイはRetina HDディスプレイで、従来より輝度が25%明るくなりました。
9.7インチ版iPad Proに近いと思われる「シネマスタンダード」が表現可能とのことで、カラーマネージメントにも対応しました。
イヤホンはLightning端子のEarPodsで変換アダプタも同梱
3.5mmイヤホンジャックが消滅したiPhone7では、Lightning端子のEarPodsが同梱となります。
そして、従来の3.5mmイヤホンジャックのヘッドホンも使用できるように、変換アダプタも付属となります。
また、下部のスピーカーがステレオになりました。これにより、従来より広い音域を2倍の音量で再生可能。
Apple Pay対応でFeliCaにも対応
10月下旬からになりますが、Apple Payに対応し、またFelicaにも対応。
Apple Pay内にモバイルSuicaが映っています。
これは、iPhoneユーザーの悲願が叶ったと言えますね。
プロセッサーはA10搭載
CPUは4コアのA10を搭載。
高負荷時用の2コアはなんとA9比で40%、A8比で2倍高速化したとのこと。
一方で、処理負荷の低い場合で使われる電力効率重視CPUコアは消費電力が低く、1/5まで下がったと言います。
そして、見落とされがちなGPUですが、こちらもA9から50%高速化。
バッテリーはiPhone6sより2時間長く
気になるバッテリー持ちは、フル充電からの使用で、iPhone7はiPhone6sに比べ2時間長くなり、iPhone7 PlusはiPhone6s Plusと比べて1時間長くなるとのこと。
カラーバリエーションは、2つのブラック追加で5色展開
新色追加を噂されていましたが、追加された新色は、ジェットブラックとブラックの2色が追加となりました。
これに、シルバー、ゴールド、ローズゴールドを加えた5色展開となります。
スペースグレイは廃止されました。
ストレージは32GB/128GB/256GB
ストレージは16GBが廃止され、そこへ256GBが加わり、32GB/128GB/256GBという展開になりました。
なお、新色であるジェットブラックは128GBと256GBのみのラインナップとなるようです。
9月9日予約開始、9月16日発売
iPhone7とiPhone7 Plusは9月9日(金)予約開始で、9月16日(金)発売開始となります。
噂通りの日程となりましたね。
iPhone7とiPhone7 Plusの価格
iPhone7とiPhone7 Plusの価格は下記の通りとなります。
iPhone7 | iPhone7 Plus | |
32GB | 72,800円 | 85,800円 |
128GB | 83,800円 | 96,800円 |
256GB | 94,800円 | 107,800円 |
IP67の防水・防塵
気になる防水ですが、IP67の防水・防塵対応となりました。念願の防水対応ですね。
ちなみに、IP67は国際規格では、「粉塵が内部に侵入しない」・「規定の圧力、時間で水中に浸漬しても有害な影響を受けない」とされています。
iPhone7とiPhone7 Plusまとめ
事前に様々な情報リークがあったため、「予想通り」な部分は多かったのですが、そんな小さな変化が積み重なって、トータルで見た場合は、やはりマイナーアップデートではなく、予想を上回るアップデート感があります。
特にカメラはびっくりしました。iPhone7はセンサーが大きくなる位だと思っていたのですが、LEDフラッシュが4つになったのは驚きです。
そして、iPhone7 Plusのデュアルカメラも、ズームにまで対応し、ちょっとしたデジカメのようですね。
また、Felicaは対応になるかという情報はあったものの、まさかのApple Payにも対応でしたね。
Appleが世界でApple Payの普及に力を入れているのは知っていましたが、日本に関しては情報がありませんでした。
iPhoneユーザーがAndroidユーザーを羨ましいと思う一つがおサイフケータイなので、Apple PayとFeliCa対応というのは、iPhoneユーザーの悲願が叶ったと言えますね。
新色のマットなブラックとツヤのあるジェットブラックもとても綺麗な色で、人気となりそうです。
iPhone7とiPhone7 Plus購入希望の方は、入手まで時間がかかる可能性もあるので、明日の予約開始後すぐの予約がおすすめです。