2017年に発売される、iPhone8。
OLEDディスプレイ搭載が期待されていましたが、OLEDディスプレイ搭載は5.8インチのプレミアムのみとなることがわかりました。
iPhone8のOLEDディスプレイはプレミアムのみ
先日、Barclaysのアナリスト・ブレイン・カーティス氏とクリストファー・ヘメグレン氏は、「iPhone8 PlusのみがOLEDディスプレイとなる」と予想しましたが、やはり、OLEDディスプレイ搭載は5.8インチサイズのプレミアムのみとなるようです。
プレミアムのみがOLEDディスプレイとなる理由は、OLEDディスプレイの供給が追いつかないため、だそうです。
現在、iPhone8のOLEDディスプレイ製作をしているのは、サムスン、LG、シャープ、ジャパン・ディスプレイの4社ですが、その中で来年確実に供給できるのは現在のところサムスンのみとなっているようです。
そして、このOLEDディスプレイ供給不足は、2017年だけでなく、2018年にも持ち越されるだろう、と予想されています。
そのため、iPhone8のOLEDディスプレイ搭載モデルは、プレミアムである1モデルのみとなり、他の2モデルは従来のLCDディスプレイとなるそうです。
サムスンはAppleと独占契約を結んでいるものの、iPhone8に対して十分な数を供給できないと言います。
サムスンは自社発売のGalaxyにもOLEDディスプレイを搭載しているので、iPhone8だけに注力することはできないので、これは当然ですね。
シャープが量産できる体制になるには、時間がかかるとも言われていたので、iPhone8にシャープが供給できる量というのも限られるでしょう。
そうなると、OLEDディスプレイ搭載モデルは1モデルのみ、というのも仕方ないと言えますね。
iPhone8プレミアムは5.8インチながら、有効画面は5.2インチ
そして、このOLEDディスプレイを搭載するのは、プレミアムなiPhone8だということですが(名称は不明です。iPhone8 Plus?)、ディスプレイサイズは5.8インチとなるものの、実際にディスプレイとして使用できる画面面積は5.1-5.2インチになるということです。
この件に関して、KGIアナリストのMing-Chi Kuo氏は「特定のデザイン目的である」としています。
ディスプレイサイズは5.8インチながら、実際の有効画面は5.1-5.2インチというと、0.6-0.7インチとかなりの広さとなりますが、この非有効画面エリアが何の目的となるのかは、明らかになっていません。
アップルは、iPhone8では、この5.8インチモデルの他に、4.7インチと5.5インチモデルを出すと言われています。
この2つのモデルの有効画面エリアはどのくらいになるのでしょうか?
そして、名称はどうなるのでしょうか。
現在のiPhoneのラインアップは、4.7インチのiPhone7と5.5インチのiPhone7 Plus。そして、それとは別に4インチのiPhone SEがあります。
ただ、iPhone SEはエントリーモデル的な位置づけでもあるので、このiPhone8と呼ばれるものの中にiPhone SEの後継モデルが加わるのかわかりません。
現在のところ、4.7インチモデルがiPhone8、5.5インチがiPhone8 Plusとなると思われ、OLEDディスプレイ搭載の5.8インチモデルはプレミアムとなると言われています。
sauce:MacRumors
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