今年の9月に発売予定のiPhone7の情報が飛び交っている中、2017年に発売になると言われているiPhone8の情報も少しずつ入って来ています。
昨日、『【更新】iPhone7は買いか?iPhone6sと比較してiPhone7をスルーする4つの理由!こんな人は買い!』でもチラっと触れましたが、iPhone8は有機ELディスプレイになると言われていました。
そして、Galaxy S7 edgeのように曲面ディスプレイになるのでは?という噂もありましたが、どうやら、iPhone8では本当に曲面ディスプレイになりそうです。
Appleが360度ディスプレイの特許を取得
mobilescoutが、Appleが360度曲面ディスプレイの特許を取得したと報じています。
これにより、従来以上のディスプレイを提供可能とし、ユーザーはデバイスのどこからでも、写真を表示したり、ゲームをプレイしたりすることが可能になるということです。
この特許は、2015年4月に出願した際には ”Electronic device with wrap around display” と言われていたそうです。
つまり、電子デバイスの曲面ディスプレイということですね。
これにより、従来の物理ボタンはなくなり、ディスプレイに埋め込まれた仮想ボタンになるということです。
その360度ディスプレイ図面と見られる画像が下記です。
(C)mobilescout
(C)mobilescout
どうですか?綺麗な曲面ディスプレイですよね。
そして、言われている通り物理ボタンがありません。
今までのiPhoneとは全く違いますね。
上記を製品化したイメージ画像も出ています。
(C)威锋网
曲面ディスプレイの図面通りですね。
そして従来のiPhoneと並べてみるとアイコンは確かにiPhoneのアプリアイコンですが、全く別のスマホのようです。
まっすぐなディスプレイではないと言うと、サムスンのedgeシリーズがありますが、Appleの曲面ディスプレイはそれとはまた違ったものになりそうですね。
iPhone8のディスプレイは曲面だけじゃない!高機能で割れにくい
今までのiPhoneはAndroidスマホに比べてディスプレイが割れやすいと言われていました。
Androidスマホでも、落下させればディスプレイが割れたりすることはあることなのですが、iPhoneの場合は割れるだけでなく、曲がってしまったりというのも指摘されてきました。
そんな中、先月末にAppleの主要サプライヤーである台湾のTPK社が、柔軟で耐久性に優れたフレキシブルディスプレイであるナノシルバーテクノロジーを採用する準備があると報じられました。
TPK社は、ナノシルバーテクノロジーの約200の特許を取得しているそうです。
このナノシルバーテクノロジーにより、従来のディスプレイよりも薄く、軽く、堅牢性と耐久性を高めたそうです。
また、ナノシルバーテクノロジーの特徴はそれだけではなく、ディスプレイのタッチの反応が良く、明るい光の下でも画面が見やすくなると言われています。
従来のディスプレイは、明るい光の下では反射してしまい見にくいので、明るい光の下でも見やすいというのはユーザーには嬉しいですね。
そして、TPK社だけでなく、第二のサプライヤーがあるとも言われています。
第二のサプライヤー名は、はっきりとは伝えられていませんが、サムスンではないかと思われます。
というのも、以前韓国メディアが「サムスンがiPhone向けOLED(有機EL)ディスプレイのサプライヤーにほぼ決定した」と報じているためです。
それによると、サムスンはOLED(有機EL)製造のための設備投資として約25億ドルから約33億ドルの初期投資を行い、受注規模によっては最大約75億ドルまで投資する用意がある、と言うことです。
サムスンは以前から有機ELに力を入れており、自社のスマートフォンであるGalaxyシリーズにはGalaxy S7 edgeのようにエッジスクリーンを採用もしています。
また、サムスンは今までもiPhoneにパーツを提供していることもあるので、第二のサプライヤーとしては一番有力ではないかと思われます。
今まで、「iPhone8は大きなアップグレードとなる」と言われていましたが、今回360度ディスプレイの特許を取得したことからも、今までのiPhoneからは想像もつかないようなアップグレードとなる可能性が強くなってきましたね。
iPhone8は2017年なので、まだまだ随分先ですので、これから様々な情報が出てくると思いますが、とても楽しみですね。
この情報を知ってしまうと、確かにiPhone7/iPhone7 Proの魅力がかすんでしまうのは否めませんね。
source:mobilescout、Patently Apple