HTCが台湾で、次期フラッグシップモデルとして、HTC U11を発表しました。
エッジセンスを取り入れたり、今までのHTCとはひと味違う機種となりました。
また、カメラはDxOMarkにてスマホ最高の90点となりました。
そのHTC U11のスペックや機能と、価格予想をお伝えします。
HTC U11のスペック
まず始めに、気になるHTC U11のスペックをまとめてみました。
ディスプレイ | 5.5インチ Quad HD(2560×1440ピクセル) Gorilla Glass5 |
サイズ | 約76 x 154 x 8.3mm |
重さ | 約170g |
OS | Android7.1 |
CPU | Snapdragon835 2.45Ghz |
容量 | 64GB |
メモリ | 4GB |
カメラ | 1200万画素/1600万画素 f1.7 ウルトラスピード・オートフォーカス 多軸制御光学手振れ補正 4K動画撮影可 他 |
CPUは最新のSnapdragon835を使用し、メモリも最近のフラッグシップモデルらしく4GB。
ディスプレイ画素数も申し分ありません。
カメラ機能は本当に多彩で、間もなく日本でも発売されるGalaxy S8を抜きます。
このHTC U11のカメラはDxOMarkにてスマホ最高得点である90点をマークしました。
ちなみに、Google Pixelの89点、HTC10、Galaxy S8の88点でした。
カメラ機能というと、最近のXperia XZ PremiumやXperia XZsがかなりカメラに力を入れている印象がありましたが、HTC U11はそれを抜きました。
HTC U11のスペックを見ると、HTCがかなり力を入れたんだなということがわかります。
日本発売日やキャリアなどはまだ未定ですが、日本のHTCの公式サイトには既にHTC U11のページがあるので、日本発売は間違いありません。
HTC U11の主な機能
HTC U11の機能として注目されているのが、エッジセンス。
このエッジセンスというのは、スマホを握るだけでアプリやカメラを起動できるという機能。
シャープのAQUOSのグリップマジックと同じような機能ですね。
AQUOSのグリップマジックは、設定で画面点灯や音量ダウンなどユーザーの好みに合わせて設定ができました。
HTC U11のエッジセンスもそれとほぼ同じなのですが、AQUOSのグリップマジックは手袋をしていると反応しなかったのですが(ケースは設定により可能)、HTC U11は手袋をしていても可能ということなので、冬の寒い時にもいいですね。
AQUOSのグリップマジックは、本当に便利だったので、手袋をしていても可能というエッジセンスには期待ですね。
エッジセンスの動画があるので、動画を観るともっとわかると思います。
次に音です。
HTCらしく音にこだわり、最新の「HTC Uソニック・ハイレゾ」を採用しており、アクティブ・ノイズキャンセレーションなどを搭載している他、付属のイヤホンではユーザーの耳の構造に合わせて音響をカスタマイズする機能が搭載されています。
最近のフラッグシップモデルではハイレゾ対応やノイズキャンセルは当たり前になっていますが、ユーザーの耳に合わせた音響のカスタマイズはありません。
また、音楽を聴くのはイヤホンだけではないですよね。
スピーカーから聴くこともあります。
HTC U11では、BoomSound Hi-Fiスピーカーがアップグレードし、よりダイナミックな音になるようスピーカー構造を刷新したそうです。
これにより、高音・中音がより豊かな音質になるということです。
この音に対するこだわりはHTCらしさを感じますね。
また、HTC U11で注目すべきはイヤホンジャックです。
iPhone7/7 PlusでAppleがイヤホンジャックを廃止しましたが、HTC U11もイヤホンジャックを廃止しました。
付属されるイヤホンは充電と同じくUSB Type-Cとなっているそうです。
これは、Androidスマホ初ですね。
今回のHTC U11のイヤホンジャック廃止を見ると、これからのスマホはどんどんイヤホンジャックを廃止していく流れになるのかもしれません。
HTC U11のデザイン
デザインとしては、流れるようなリキッド・サーフェイスデザインとなっていて、全面ガラスの曲面デザインとなりました。
そのため、見る角度により色が変わって見えるそうです。
また、全方位対称フォルムとなっていて、スリムデザインとなっています。
画像で見ると、確かにとても薄く、またシンプルなデザインとなっています。
こういった全面ガラスの曲面デザインというのは、最近のスマホデザインの流行なのかもしれませんね。
デザインの動画があるので、ご覧下さい。
価格予想と発売
予想を遙かに上回るスペックを持つHTC U11ですが、そうなると価格が気になりますよね。
特に最近のフラッグシップモデルはパソコン並の価格となっています。
そこで、Phone Arenaが予想したHTC U11の予想価格は下記の通りとなります。
台湾(HTC) | 19,900台湾ドル(約74,980円) |
Sprint | $29×24(計$696) |
SIMフリーUSモデル | $649(約73,733円) |
SIMフリーUKモデル | £649(約94,968円) |
SIMフリーヨーロッパモデル | €749(約93,850円) |
SIMフリーのUSモデルは7万円台と安いですが、イギリスとヨーロッパモデルは9万円台となっていますね。
日本は総体的にスマートフォンの価格が高いので、大体イギリス・ヨーロッパモデルと同等またはプラスアルファと見て良いのではないでしょうか。
発売に関しては、台湾では5月16日予約開始、5月26日(金)発売となっており、アメリカではAmazonとHTCで既に予約が始まっており、6月9日発売となっています。
また、日本で発売となるならauですが、auはまだ夏モデル発表していないので、夏モデルに入っているといいですね。
さいごに
まだ、日本での発売日やキャリアなどはわかっていませんが、今までのHTCに漏れず今回もauから発売となるのではないでしょうか。
スペックや機能など総合的に見て、最近のフラッグシップモデルの中でも見ていて「欲しい!」と思わせる出来になっていると思います。
sauce:HTC、Mobilescout、PhoneArena