iPhone10周年に当たる、2017年に発売となる、iPhone8。
iPhone8ではベゼルレスになるとは以前から言われていましたが、本体サイズは変わらずに画面サイズは大きくなるようです。
iPhone8はベゼルレスで大画面化
Barclaysのアナリストである、ブレイン・カーティス氏とクリストファー・ヘメグレン氏は、iPhone8について次のように語っています。
iPhone8のデザインはまだ確定ではないが、カーブスクリーンとなり、ベゼルレスになり、iPhone8は5インチディスプレイ、iPhone8 Plusは5.8インチと大きくなる。
画面の大型化に伴い、ローエンドモデルは4.7インチになる。
この、ディスプレイサイズが5インチと5.8インチというのは、日経新聞やKGIアナリストのMing-Chi Kuo氏も同じ予想をしています。
気になる本体サイズですが、ベゼルレスとなるためにディスプレイサイズが大きくなるだけで、本体サイズは変わらないようです。
そして、気になる、「ローエンドモデル」ですが、恐らくiPhone SEのことではないかと思われます。
「iPhone SEは2017年3月末までの間に刷新されることはない」と言われていますが、このベゼルレスデザインのために、発売が遅くなるのでしょうか?
でも、ベゼルレスになるとしても、4インチが4.7インチにまで大きくなるとは思えないのですが、どうなのでしょうね。
iPhone SEはAppleにとってはローエンドモデルかもしれませんが、ユーザー視点に立つと片手で持てるから人気があると思うのですが。
もし、iPhone SEのサイズが大きくなるのなら、片手で持てるサイズを好むユーザーはどうなるのか気になります。
ベゼルレスということなので、それほど大きくなるとは思いますが、現状のiPhone SEのサイズのままではないと思われます。
そして、ディスプレイ形状ですが、「プラスチック製のOLEDスクリーンを使用することにより、スクリーンはエッジがカーブしたベゼルレスエッジが可能となる」としています。
このベゼルレスでディスプレイが大型化するのは、iPhoneだけでなく、iPadも同じようになる、と語っています。
iPhone8 PlusだけがOLEDディスプレイ?
また、カーティス氏とヘメグレン氏は、「iPhone8 PlusのみがOLEDディスプレイとなる」と予測しています。
レポートによれば、このOLEDディスプレイは、大半をサムスンとLGから供給となるとしています。Foxconnの子会社となったシャープのディスプレイ供給体制が整うのは、2018年と言われています。
そのため、2017年のiPhone8への供給は間に合わないということですね。
先日の情報では、iPhone8 PlusはシャープのOLEDディスプレイを採用する情報もありましたが、量産できる体制とするには時間がかかるようですね。
そして、iPhone7/7 Plusで採用しているForce Touchはフィルム式からフレキシブルPCB式に変更になる可能性がある、ともしています。
iPhone7/7 Plusの差はサイズだけでなく、カメラに差がありましたが、iPhone8/8 Plusはディスプレイ素材まで違うことになるみたいですね。
もちろん、iPhone8の発売はまだまだ先ではありますが、どんなiPhoneになるのか気になりますね。
sauce:BusinessInsider
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