iPhone7/7 Plusが発売されて間もないですが、2017年発売のiPhone8が気になる方もいるのではないでしょうか。
そのiPhone8のデザインに関して、KGI証券アナリストのMing-Chi Kuo氏が予想しています。
iPhone8は前・背面強化ガラス
KGI証券アナリストのMing-Chi Kuo氏は、2017年に発売されるiPhone8はiPhone4/4Sのように前面・背面共に強化ガラスの光沢のあるデザインになるだろう、と予想しています。
その理由として、iPhone7/7 Plusで大人気となったジェットブラックの傷つきやすさによる、としています。
Ming-Chi Kuo氏によると、ジェットブラックを選んだ人は予約の段階で、世界的には30-35%、中国においては40-45%の人がジェットブラックを予約したと言います。
しかし、ご存知の通りiPhone7/7 Plusのジェットブラックはアルミ素材のために大変傷がつきやすいということがわかっています。
そのため、2.5Dガラスと呼ばれるガラスを3Dガラスで覆うとしています。これはiPhone7/7 Plusのジェットブラックの傷つきやすさを回避するため、ということです。
これは、一見、iPhone4/4Sのデザインのようですが、決してiPhone4/4Sのデザインに戻るわけではなく、ベゼルはiPhone4/4Sよりも薄くなり、ガラスとステンレス・スチールと言った異なる素材を用いることで、新しいiPhoneをアピールする狙いだということです。
曲面ガラスは採用されない
また、iPhone8では曲面ガラスになるのではないか、とも言われていました。
しかし、はMing-Chi Kuo氏はこの件に関し、次のように述べています。
「全面ガラスは技術的ボトルネックから不可能であり、エッジを囲むメタルフレームが採用されるのではないか。また、ステンレス・スチールはメタルよりも美しいデザインなるなどの理由から、新しいiPhoneはステンレスフレームが来ると思われる」としています。
また、もしそのようになった場合、Apple Watchのように、エントリーモデルはデュアルアルミとなり、ミッドレンジクラスは光沢があり、より耐久性のあるステンレス・スチール仕上げとなるのではないか、とも言っています。
ガラス仕上げとするのは、耐久性と耐スクラッチ性を高めるためだけでなく、美しい光沢を出すためだそうです。
しかし、この曲面ガラスではないという噂は、実は以前にも言われていました。
その予想をしたのは、iPhoneケースのサプライヤーであるカーター・テクノロジーの幹部であるAllen Horng氏ですが、今回、Ming-Chi Kuo氏が言うように「ガラスボディで、iPhone4のようにエッジの周りにメタルフレームを持つ」と予想していました。
今回のMing-Chi Kuo氏の予想はAllen Horng氏と全く同じ予想となっているのが興味深いですね。
その他の変更点
その他にも、Ming-Chi Kuo氏はiPhone7シリーズでは出なかったProモデルが登場するとしており、Proモデルはハイエンドモデルとなり、5.8インチになるだろう、とも予測しています。
デザインの違いとしては、iPhone7/7 Plusと異なるのは素材だけでなく、エッジからエッジまでPLEDディスプレイとなり、ホームボタンを隠し、タッチID指紋センサーを採用、またスクリーンの下にイヤーピースとFaceTimeカメラを配置する、と予想しています。
このiPhoneのデザインの大きな変化はiPhone10周年を記念するため、としています。
確かに、今までも2017年はiPhone登場10周年ということから、iPhone8はデザインが大きく変わると言われていました。
今でも、その予想は変わらないようですね。
まだ、一年先のことではありますが、iPhone8が楽しみですね。
source:9to5Mac、Phone Arena、Apple Insider
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